成田山 明王院 神護新勝寺 

成田山公園梅まつり

宗派 真言宗智山派 大本山 
本尊 不動明王
286-0023 成田市成田1
公式サイト http://www.naritasan.or.jp/




子供の頃、祖母に連れられて幾度もお参りした成田山
覚えているのは、参道の鰻屋さんが生きたウナギをさばく様子と、
成田山公園の池の鯉に餌をあげたことくらい・・・。
まったく不動尊のお姿を拝した覚えがないもんですから、
今回のこの「弘法大師空海」マイブームを機に、
お参りしてみたくなり、京成電車に揺られてみました。
「梅まつり」と「うなぎ」と「なごみの米屋」につられて、
妻子も不満はないようです。
空海作、不動明王。間近に拝観して参りました。
やはり千年以上何千万人以上の人の祈りをうけた仏像には、
目力があります。圧倒されて、左右の両童子*1を拝観し忘れました。
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*1:制叱迦(せいたか)童子、矜羯羅(こんがら)童子

空海作不動明王追記

いろいろ調べてみると、大本堂の高い壇の上に鎮座する、
木造不動明王及二童子像は重要文化財の但し書は
鎌倉時代作」となっています。
これに対して成田山は、その監修著書で、その三像を
「前仏」として、他に「秘仏本尊」があるかのような記述を残します。
「高雄山神護寺に返却した」「神田明神の氏子に破壊された」
「そもそも作り話なので、空海作の像などない」など諸説渦巻きますが、
でもそんなことどーでもいいじゃないですか。
本当に空海作っていったって空海は仏師じゃないんだから、完成間際に、
ちょっと刻んで、開眼供養しただけでしょ。
だったら、数百年後の鎌倉時代作とはいえ、直接何百年間、
空海作の仏像と信じられ祈りを受けたものに、尊さの違いはないでしょう。
ちなみに、ここでいう不動明王像は奥の平和大塔のピカピカの不動尊ではないですよ。
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