祭神 東郷平八郎命
150-0001 渋谷区神宮前1-5-3
原宿東郷記念館 公式サイト → http://www.togo.co.jp/
さて、今日は家族揃って、
何度かここに書いております、
これから長男が一年通う、
「とある塾」の入塾式に参列です。
我が子二人は、
私の稼ぎが少ないという経済的理由もあり、
無料の警察署での柔道の他は、
習い事も、学習塾も、
まったく行っていませんので、
「塾」初体験の長男なのです。
しかしこの塾の目的は、
学力向上の為ではなく、
人間的な魅力の向上の為、
しっかりとしたプリンシプルを学ぶ場所。
いきなり引っ込み思案な長男が、
大嫌いなスピーチを強要されていましたが、
どうにかこうに、無難にこなしていました。
いやいや一番ドキドキしていたのは、
私とかみさんだったのかもしれません。
（・・・疲れました。）
そんな訳で（どんな訳だ？）、
入塾式会場のお隣のこの神社に参拝しました。
私の大好きな、
東郷平八郎元帥が祀られているこちらです。
おそらく、このブログで紹介した神社の中で、
最もつい最近まで、
この世の人間であったご祭神を祀る神社です。
→ 乃木神社
ここに次ぐ、
「最近までご祭神が人間だった」神社は、
乃木希典将軍を祀る乃木神社ですが、
乃木神社が乃木の旧邸の隣接地であるのに対し、
こちらは生前の東郷とはあまり関連がありません。
何度も書いております通り、
私はどちらも大好きな軍人のお二人ですが、
日本近代の歴史の中で、
最も対比される軍人お二人であり、
プライベートなお姿も性格も、
まったく違うお二人です。
常に軍服を身に着けていた乃木に対し、
真偽のほどは分かりませんが、
朝寝・朝酒・朝湯の「小原庄助さん」は、
番町に住んでいた晩年の東郷であるという説もあります。
また、すぐに市井の人々にお金を施していた乃木に対し、
貸家の大家であった東郷は、
なかなか望んだ修繕もしてくれないくせに、
店子への家賃督促は大変厳しかったという噂話も聞きます。
いずれにしても、
兵隊の生死を、簡単な命令一つで左右した、
将校以上の、この手のお話は、
「話半分」で聞く方が良いのかもしれません。
それから、もう一つ
皆さん、ちょっと勘違いなさっている方の多い、
「東郷ビール」伝説。
以前は、東郷平八郎の逸話のあるころ、
いたるところに間違った展示に使われておりましたが、
真相はこのサイトが詳しいです。
→ Suomen kieli − フィンランド語・「東郷ビール」という伝説
このプライベートビールは、
こちらの東郷神社の社務所でも扱われております。
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