第?次 吉田松陰 マイブーム

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長男、昨日の「とある塾」の入塾式で、
山口県教育会の発行する、
この「松陰読本」という冊子を戴いてきました。




松陰読本   



長男、実はその「とある塾」で、
七月末より、三泊四日で、
萩へと合宿に出かける予定なんです。
松陰神社松下村塾、松陰生誕地・墓所なども訪ね、
維新の胎動を感じ、先人の志を学び、
自身の志を確立する目的とのことですが、
そんな難しいことを抜きにしても、
なんとも親の私の方がとっても羨ましい限りです・・・。
私は萩に行ったことがないのです。



   
さて、この「松陰読本」。
なかなかバランスのとれた内容で、
吉田松陰の激動の人生が、
とっても完結にまとめられていると、
感じ入りました。




でもどうせならばこの機会、長男に、
吉田松陰をもっともっと知ってもらいたい。




本屋の児童書のコーナーを、
いくつか廻ってみましたが、
児童書の伝記というジャンルは、
なんとも内容が薄く偏ったものばかり・・・。
松井秀喜イチローの伝記なんて、
まだまだ五十年早い、つー話だよ。まったく。




私が長男に、この塾を勧めた理由は、
半年位前に一緒に入っていた風呂でのこんな会話でした。





長男「僕は偉くなんかなりたくないよ。責任が重くなるから。」




う〜ん・・・。私も今の会社では、
まったく同じように考えることもあります。
しがないサラリーマンであるならば、
年収に結びつかないような肩書きの「出世」など、
まったく興味はありません。
でも、私が子供の頃は、
そもそもこんなサラリーマンになんか、
まったくなりたくなかったし、
漠然とではありますが、
後世に名を残せるような、
とにかく「偉い人」になりたいという、
「志」を持っていたものです。




しかし、長男は、
いや、今の子供達は、
そんな「志」すらないのです。
現代の子供達に、
愛国心」や「志」が持てないのは、
こういう優れた先人とその功績を、
きちんと教えない大人の責任なのではないでしょうか。




さて、ダメダメな児童書コーナーを諦め、
大人の歴史書コーナーに、
この本を発見。






「松陰読本」と比較すると、
文面がかなり難しくなりますが、
多くの漢字に読み仮名がふられ、
下段に注釈があり、
辞書を片手に頑張れば、
長男でも理解できると思います。




長男の本を選んでいるうちに、
私がまた、
この司馬遼太郎の「世に棲む日日」が、
読みたくなって参りました。




新装版 世に棲む日日 (1) (文春文庫)新装版 世に棲む日日 (2) (文春文庫)
新装版 世に棲む日日 (3) (文春文庫)新装版 世に棲む日日 (4) (文春文庫)




「志」・・・、
・・・来年四十歳でも、
まだ遅くはありませんか?。




まさに「育児とは育自」・・・。
・・・この言葉、痛み入ります。




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