常栄山 心法寺 〜竹尾善筑・井沢弥惣兵衛為永・眞野是翁墓〜

宗派 浄土宗
本尊 阿弥陀如来
102-0083 千代田区麹町6-4-1



今日はタヤパンと二人、
新規顧客開拓の為の飛び込みセールスデー。
どうしても行かねばならない、
麹町のダーゲットの予定に合わせ、
苦し紛れに、大学生の頃バイトしていた、
四ッ谷の会社に行って見ました。




なんと、つぶれてしまったようで、
「もぬけのから」になっています。




大学卒業寸前、幾度も「うちにおいでよ。」と、
誘われていた会社だったので、
とってもショック・・・。
みなさん、お元気なのでしょうか・・・。




さて・・・、気を建て直し、
その会社のすぐ近くのお寺にお参りしてみました。
大学生の頃バイトしていた時には、
よくここのお寺の境内で、
菓子パンをかじる様な昼食を取りました。




心法寺   



さて、こちら。
現在お墓のある千代田区内唯一のお寺だそうですが、
元々は聖徳太子の時代、
推古天皇の世に、
三河に建立された「泰宝寺」というお寺だったようです。
熱心な浄土宗の信者、徳川家康と共に江戸に移転したのでしょう。



本尊木像阿弥陀如来坐像



本尊の木像阿弥陀如来坐像は、
十二世紀から十四世紀の間の製作とされています。
二百年の不自然なスパンがあるのは、
お顔や寄木造りの様式が、
平安後期に多く見られる定朝式に近いものであるのに、
胸腹部が厚く、鎌倉期の新様式であって、
後頭部や左腕の一部や右腕の全部が、
更に後世の補修であると断定出来るからなんだそうです。
代表的な寺宝は他に、
元文年間(1716〜1741)に作製された、
「紙本着色 仏涅槃図」があります。




銅製梵鐘




本堂右手には、延宝四年(1676)に鋳造された、
この銅製梵鐘が置かれていました。
鐘銘はかなりはっきり読み取れます。
「今上皇帝 東君万歳」等と、
興味深い碑文が目に付きましたが、
今日はあまり時間がありません・・・。




塩地蔵




本堂左手、まるで塩害(?)で軽石のように風化した、
塩地蔵が二体いらっしゃいます。
自分の身体の悪い部分を塩でこすり清め、
平癒したら、また塩を納めるという「塩地蔵」。
ここの他にもいくつか同じ様な信仰をみました。



→ 「塩地蔵」の検索結果 - Yahoo!検索



千代田区唯一の墓域には、
下記の方々が眠りますが、
残念ながら非公開のようです・・・。


竹尾善筑
井沢弥惣兵衛為永
眞野是翁


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