谷津干潟市民クリーン作戦

開催日 9月28日 (日曜日)
時 間 午前10時30分から12時
(当日受付:午前10時から10時30分)
対 象 小学生以上(小学生は保護者同伴)
定 員 100名
参加者持参 汚れてもよい服装、長靴、帽子、タオル、飲み物、軍手
※清掃終了後に、参加者で「とん汁」を食べます。

谷津干潟自然観察センター
275-0025 習志野市秋津5-1-1
公式サイト http://www.yatsuhigata.jp/




→ 習志野街めぐりウォーキングフェスタ!
→ 森田三郎TAXIをみた!!
→ 谷津干潟 - Wikipedia




募集ポスター 




さて、JCN船橋習志野ケーブルテレビの「タウン情報」で知った、
今日のこの企画「谷津干潟市民クリーン作戦」に参加してみました。




谷津干潟   




何度か書いておりますが、
習志野市の「市宝」ともいうべき、
首都圏にある、この奇跡の、
ラムサール条約登録地、谷津干潟




セイタカシギ  




少しでもその「宝」を守るお手伝いが出来たらと・・・、
けして「とん汁」目当ての参加ではありません。(汗)



 
「谷津干潟市民クリーン作戦」看板   




さてさて気合を入れて、
近くのホームセンターで、長靴を買い、
10時過ぎに谷津干潟自然観察センター前広場の、
受付テント、本部前に到着しました。




参加者バッジ   




記帳すると全員分、
このバッジと、習志野市指定の、
「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」袋二枚、
そして軍手を頂戴致しました。
我が家は全員、軍手持参、長靴持参でしたが、
長靴も貸してくれていたようです。
このバッジを付けていれば、
大人通常300円の、
谷津干潟自然観察センターの入場も無料です。




しかし、記帳時に見ましたが、
なんだか、習志野市民少ないよん・・・。




本部テント前 




さて、開始の10時半になりました。
集合して、説明を聞き、
三つの清掃場所へと分かれます。
私達は、女性・子供推奨の、
木道のある「干潟体験ゾーン」にと挙手しました。





谷津干潟自然観察センターから、干潟体験ゾーンへ  もくもくと歩く   

  



ぞろぞろと約30人、約20分歩き、
対岸の「干潟体験ゾーン」へ。
普段は鍵の閉まっている木道に降り、
干潟の奥にと進みます。




干潟体験ゾーンの木道  干潟体験ゾーンの木道 




正直、ちょっと臭いです。
ただ、今日は涼しくて、
とっても気持ちいい散歩道。




谷津干潟自然観察センター所長の説明   




木道の奥で、谷津干潟自然観察センター所長の説明を受け、
いよいよ、木道の下に降りて、ゴミを集めます。




この両側の川からゴミが・・・   



谷津干潟はもともと海であった場所が、
たまたま大蔵省所有であったことから、
二つの水路を東西に残し、
埋め立てられて、取り残された湿地帯。
今もこの二つの水路(川)から、
満潮時に大量のゴミが流れ着き、
干潮になって、取り残され続けているのです。




お掃除開始   




我が家四名、総員、
よっしゃー、やるぞーと気合満々。




菓子の袋  注射器




多くのゴミは、発砲スチロールの破片や、
菓子の袋や、プラスチックのキャップ等ですが、
私は、あの悪名高き隣国からの漂流物か?、
キャップはついていたものの、
外せばしっかりと針のついた注射器を発見しました。



   
アシハラカニの抜け殻  アシハラカニに挟まれた次男




まさにここ「葦原」ですから、
アシハラカニがそこいら中にうじゃうじゃ。
なかなか生きているカニは撮影が難しく、
この脱皮の抜け殻を撮影していたら、
次男が生きているカニに挟まれて大騒ぎ。
掃除なんだか、遊んでいるのか?。(笑)

   


谷津干潟自然観察センター前のアオサ 




ここ対岸からみる、
本部のあった谷津干潟自然観察センター
その前には、緑色の湿地が広がっています。
これが、悪名高き「アオサ」です。
これやはり水質汚濁が原因なんだそうですが、
少しであれば水質浄化に役立つものの、
大量に発生すると、腐り、悪臭を湧かせ、
水鳥の餌である生物を死滅させてしまうのだそうです。




ダイサギ   





ビニールゴミ  ゴミとアオサ   




何気なく捨てられて、
風に飛び、海に落ち、
ここに流れ着いたビニールや、ポリ袋も、
腐ったアオサと同じ様に、
湿地の生物の呼吸を塞ぎ、殺し、
水鳥の餌を減らします。
風が吹けば桶屋が儲かる。」は、
エコでもやはり「負」で実証されています。




ゴミ(PCのディスプレイ)  ゴミ(ガス台?)   



PCのディスプレイやガス台のようなゴミも散乱。
機械からにじみ出たオイルは、
当然ながら水を汚します。
なんで、こういうことが、
平然と出来る人がいるのだろうか。




干潟体験ゾーンから、谷津干潟自然観察センターへ   




さて、まだ掃除を始めて、
実際30分足らずのような気もしますが、
集合して、ゴミを集め、
今度は東側へと出て、残り半周を周り、
結果的に3500mの谷津干潟全一周をして、
谷津干潟自然観察センターへと戻ります。





トラック一杯のゴミ 



三ヶ所に分かれて戦った(?)、
谷津干潟市民クリーン作戦」の戦果のゴミは、
このトラック一杯分になりました。




とん汁の鍋  戴いたとん汁   




さて、本部のある、
谷津干潟自然観察センターに戻ったのは丁度12時。
すぐにこのとん汁が振舞われました。
とにかくこれが、野菜たっぷりの具沢山で、
本当に美味い、美味い。
持参したおにぎり二個を食べたのに、
「おかわりどうですか。」に誘われて、
更に具たっぷりをもう一杯。
おいおい、おいらはダイエット中じゃなかったっけか?。
たいして働いていないのに、
なんだかほんと申し訳ないです。




谷津干潟自然観察センターで観察する次男  谷津干潟自然観察センターで観察する長男 




入場無料サービスの、
谷津干潟自然観察センターへ。
自分がお掃除した干潟ですから、
子供たちも、観察の熱意が高まりました。




渡り鳥コスプレの次男   




渡り鳥のコスプレをした次男。
また冬の渡り鳥が来る頃に、
観察に来ようぜ。。




アオサギ  ソロモンの王様    

 


学生さんのボランティアか?。
なぜかソロモン王から、
アオサギに関するレクチャーを受け、
一つお利口になったmakoto-jin-rei家の四人は、
午後2時過ぎに、大満足で帰宅しました。




谷津干潟   




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