「国宝」を特集した最近の雑誌二冊について


さて、今日は朝から、
神田分園の実働部隊の代理者の割り当てに負われました。
お昼は月例の中央動物園リーダー会議・・・。
最近これ当社では会議室に自分で買ったで弁当を持ち込む、
"ランチ会議"とかいう形式が流行中です・・・。
そんな訳で今日もまた貯金ネタで失礼します。




Casa BRUTUS (カーサ・ブルータス) 2010年 10月号 [雑誌]

Casa BRUTUS (カーサ・ブルータス) 2010年 10月号 [雑誌]

一個人 (いっこじん) 2010年 11月号 [雑誌]

一個人 (いっこじん) 2010年 11月号 [雑誌]




さて最近の雑誌の業界。
Casa BRUTUSの10月号「国宝入門」、
一個人11月号「国宝入門」と、
国宝を特集する雑誌が続きました。




→ 「国宝」の検索結果一覧 - 旧・元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】跡地




過去の記事のこの通り、
「国宝」「重文」大好きな私ですから、
もちろんこの二冊は購入しましたが、
特に物珍しい記事はあまりありません。




しかし、この「国の指定」。
結局は人が定めるものなので、
なんで、これが??
国宝なの、国宝じゃないの・・・、
と、首を傾げてしまうものが多数あります。




→ 「国の宝」について - 旧・元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】跡地




そもそもこの国宝とは、一体どんな基準なのか。
それそのものが国宝である、最澄の、
天台法華宗年分縁起」(山家学生式)を交え、
一度記事にしたこともありますが、
改めて確認しますと、
文化財保護法によって指定された有形文化財のうちで、
特に重要として文部科学大臣が指定したものを、
「国指定重要文化財」とし、
さらに、その中で、
特に文化史的価値の高いものが、
「国宝」と指定されます。




→ http://www.bunka.go.jp/bsys/index.asp




これは今日現在、たった1081件しかありません。
地方の観光地で「国宝」であるという古い表示がよくありますが、
実はその多くは厳密には「旧・国宝」のものばかり。
昭和二十五年(1950)に施行れた文化財保護法の以前、
国宝保存法では、現在の重文にあたる対象が、
すべて「国宝」と呼ばれていた為、
その頃に指定されていた「国宝」の大半は、
新法施行後「国宝」と「重文」に区分されてたので、
大半は事実上一階級降格(?)となって、
「旧・国宝」の「重文」となりました。




さてここで問題。
触れることが可能である建築物を除き、
他の国宝の多くはガラスケースの奥にあり、
近づくことすらも禁止されているものばかり。
しかし、とある「国宝」の唯一のみは、
その所有者が、直接触れることを許可しています。
さてそれは何でしょう。




ヒントは、なんと仏像です。




→ 答えはこちらです。





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