「ありえない」と「ありがとう」

第六番と同じ住職の大安楽寺ご朱印

アリエネー・トミー。
当お偏ラーズ、幹事長、20代前半、独身、
両親と同居のパラサイト青年であります。
彼のコードネームは
今頃の若者がよく使う「ありえねー」という口癖に由来します。
私もまだ30代中半ではありますが、
若者のこの口癖が大嫌いなんです。
彼がうっかりと使用したときには
「いや、もう実際にあったことだから」と、
いちいちネチネチ矯正しています。
この言葉って他者の行為への批判の時にしか使わないんですよ。
つまり他者の行為が有り難いことに感謝する
「ありがとう」と正反対の言葉ですな。

「ありがとう」という言葉は実にきれいな日本語だと思います。
中国語の「謝謝」よりも、英語の「thank you」よりも、
感謝の字句を直接表さない日本人らしさが好きです。

とにかく「感謝」や「詫び」の言葉って一番言い辛いけれど、
一番大事な言葉なんだわなぁ。その相手が人間でも神仏でもさ。

間違っているかもしれませんが、
念仏や題目の「南無〜」っていうのも、「帰依」や「願」を唱える前に、
まずは「感謝」の言葉なのではないかと思います。
違いますか、金剛院の和尚さん??。

と、いうことでアリエネー・トミー君。
君のネームが「アリガトー・トミー」に変わるまで巡礼を続けましょう。
ただし「彼女が欲しい」などという個人的なちっちぇー願い事は禁止です。
基本的には「日々の平穏な暮らしに対する感謝」のみで行きましょう。

だってさぁ、自分がもし神様や仏様だったら、
おだてているだけの奴や、
願い事ばかり言っている奴なんかより、
いつも感謝をしてくれている奴のほうがかわいいやな。

うん。(ちょっとちっちぇーか・・・!?)

カンフーハッスル 究極の書
こちらはほんとに「ありえねー」ですが。
歴史ランキングへ  にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ ← 一日一回クリックをお願いします。