写経 その六

根生院 大日如来

始めのお手本は鎌倉長谷寺の心経扇でした。
次は念珠堂さんで買った、写経用紙についていたお手本が
たまたま岸本磯一さんでしたので、その美しさに惹かれ、
氏の著書を図書館で借りて読んでみました。

写経の教室―美しい写経細字の書き方

写経の教室―美しい写経細字の書き方

かれこれ数十枚そちらの猿真似で写経しましたが、
繊細で、端正な氏の書に対して、
筆圧が高く、ガツガツと大きな字を書く私には、
そろそろ成長への限界を感じ始めていました。
(なんて偉そうに言ってますが、結局自分の下手さに気付いただけです。)



雑誌http://shop.kodansha.jp/bc/henro/3号

の、巻末付録は、
「伝・空海筆・隅寺心経」でした。
本当に空海の筆によるかどうかは別として、
ガツンと力強い惚れ惚れするお経です。
前出が「これこれ、そなたよ、こだわってはいけませぬ」てなのにに対して、
こちらは「おいおい、おめぇーよ、こだわってんじゃねぇーよ」って感じです。
ちょっと真似して書いて見たいのですが、何分古い字体なので、
書き順すらよく分かりません。この字体のお手本を探しに本屋にGOです。
ありました!!!!。これです。
わたしだけの般若心経 読み書き手本

わたしだけの般若心経 読み書き手本

前半右頁は藤井氏による般若心経の解説、
左頁は杉本氏の絵画、後半が石飛氏の写経指導とバランスがとれています。

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