【御府内第四十七番】平塚山 安楽院 城官寺 〜山川城官供養塔・多紀氏一族墓〜

城官寺

宗派 真言宗豊山派
本尊 阿弥陀如来
114-0016 北区上中里1-42-8




JR上中里の駅を降り、蝉坂*1と名付けられた切通しを登りきると
路地左手に山門が、、、、、



ガーン・・・・・・!




お通夜の用意の真最中です。
ご朱印はだめでもせめて簡単なお参りだけでもと、
挙動不審に境内を歩いていたら、
住職に気付いてもらえ、無事納経できました。
墓地には寺名の縁、山川城官の供養塔や、
将軍家の医官、多紀氏*2一族墓の巨石が並びます。

どういう云われなのかは聞き忘れましたが山門の額の書は
内閣総理大臣田中角栄」でした。

帰り道、隣の平塚神社に寄り道しました。
城官寺の山号もこれに由来するのでしょうが、
こちらの祭神は【御府内第九番】にも登場した
八幡太郎源義家で、その鎧を埋めた平塚(甲冑塚)を祀っています。
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*1:攻坂が訛ったとの説あり

*2:幕末の小説等で、漢方医学を固持し蘭学導入に反対する代表格として描かれることが多い。手塚治虫氏の劇画「陽だまりの樹」では主人公・伊武谷万二郎に奥医師・多紀誠斎が張り倒されている。