人間(ひと)というもの、生きて行くにもっとも大事のことは・・・

部屋からみたプール





台風一過。九十九里はピーカンです。
朝から酒を飲んで貸し切りのようなプールサイドで
ボケーッと読書と昼寝を繰り返しています。
でも読んでいるのは鬼平犯科帳というのはあんまり似合いませんね。(>_<)
しかし私は貧乏性のせいかどうもこうやって
「ゆったりと時間を過ごす」ってやつが苦手ですねぇ…。
ケツに火がついたかのようにどこかに行きたくなっちゃう…。
こんなとこで携帯でブログ書いてるのもその表れです。
だいたい、もし毎日こんな暮らしをしていたら三日で飽きるでしょ。
普段辛い仕事をしていて短い休みだからこそ、こんな時間が幸せなのかもしれません。
私がこんな時間を心から楽しめないのは普段楽しているらからでしょうか!?
激務の長谷川平蔵はこうもらします。

人間(ひと)というもの、
生きて行くにもっとも大事のことは
たとえば、
今朝の飯のうまさはどうだったとか、
今日はひとつ、
なんとか暇を見つけて、
半刻か一刻を、
ぶらりとおのれの好きな食物(もの)でも食べ、
ぼんやり酒など酌みながら
…さて、今日の夕餉には何を食おうかなどと、
そのようなことを考え、
夜は一合の寝酒をのんびりとのみ、
疲れた躰を床に伸ばして、
無心にねむりこける。
このことにつきるな。

〜文春文庫「鬼平犯科帳(七)」〈寒月六間堀〉より〜



かっこいい〜っ!!。

私もそんな言葉をもらしても
誰からもつっこまれない男になりたい…。



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