東京(港区) 愛宕神社

愛宕神社

祭神 火産霊命(ホムスビノミコト)
105-0002 港区愛宕1-5-3
公式サイト http://www.atago-jinja.com/
社用車の争奪戦に破れ、久しぶりにお散歩です。
虎ノ門に来たのでこちらにお参りしてみました。
車でくれば愛宕山山頂まで上がってしまうので、
徒歩の今日はせっかくなので「出世の石段」を登ってみました。
出世の石段
三代将軍家光が増上寺参詣の帰りにこの下を通った時、
「誰ぞ騎馬にて山頂の梅の花を摘んで参れ」といったそうです。
さすがに生まれながらの将軍家の家光くん。
いつの世にもワンマンは気まぐれです。
旗本連中は誰も出来なかったところにさっそうと現れた
丸亀藩の家臣、曲垣平九郎。「ほいほ〜い」っと梅を摘み、
家光に献上し日本一の馬術の名人と讃えられたそうです
その後も
明治15年石川清馬さん、大正14年・岩木利夫さん
昭和57年にスタントマンの渡辺隆馬さんが成功したそうですが、
本当にすごいですよ。ものすごい急勾配なんです。
私なんぞは徒歩でもブルっちゃいます・・・。
本殿
今ではビルの合間に埋もれてしまっていますけど
昔はこの山に登れば江戸が一望出来たそうです。
桜田門外ノ変の水戸・薩摩浪士は、当日朝こちらに結集したといいます。
また三田で会合した勝海舟西郷隆盛は、この山に登り江戸を見て、
かの無血開城が成功しました。
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