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「男はつらいよ」でおなじみの山田洋次監督の
藤沢周平原作時代作品は、
アカデミーにノミネートされた
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それにつぐ第二段ということで、
あんまり評価は高くなかったようですが、どうなんでしょ!?
むしろ山田監督は
実はこっちのほうが撮りたかったんじゃないかって私思います。
この二作はどちらも藤沢周平の作品を
そのまま脚本にしているのではなく、何作かの短編を
悪く言えば「いいとこどり」してつなぎ合わせたものです。
ですから最後は不本意な「上意打ち」にむかうという似たような話になっちゃった。
山田監督は本当に藤沢作品が好きなんでしょうね。
だけどそのへんが藤沢ファンの一部は不満なんでしょう。
でも反対に同じ藤沢作品といえども
黒土三男監督の「蝉しぐれ」は
逆に長い原作を一つの作品にしたものだから「はしょった」感じになっちゃう。
しかしなんだか私が感じるところでは、
山田監督はちょっとお高くとまって「たそがれ〜」を撮ったものの、
なにやら撮り足りない不満が「隠し〜」にあふれてる。そんな感じ。
ですから「隠し〜」の笑いのツボはちょっと寅さんチックなんです。(笑)
ほんと好みなんでしょうけど、
私は「隠し剣 鬼の爪」のほうが好きだなぁ。