恥ずかしい病気?! (肛門周囲膿瘍・痔瘻)

診察券

病気になってみると、
つくづく健康の有難さが身にしみて分かります。
健康ほど大切な財産はありません。





・・・って、なんでこんな話から始まったかというと、
私、今日会社を早退して、病院に行き、たった今帰ってきたところなんです。
いまもこれ、ソファに寝そべって、横になってパソコンいじってます。
つまりイスに座れないんです。(失笑)




病気に「恥ずかしい」「恥ずかしくない」という区別はおかしいんですが、
やはりなぜか下半身の病気というのは恥ずかしい・・・。
私のような医者嫌いの大酒飲みや胃腸の弱い男性の為に、
恥を忍んで事の顛末を告白します。




あまりキレイな話ではないので、興味のある方だけご覧ください。



話は約五年前に遡ります。




尻のほほにビー玉大のおできができました。
痛くも痒くもないのでそのまま放っておきました。




しばらくたつとビー玉がピンポン玉大くらいになっていました。
その頃になると、肛門にちょっと違和感があったんですけど、
おできとは別物だと勝手に判断して、さらに放置。



さらにしばらくすると、
ちょっとした体の動きで肛門に激しい疼痛を覚えました。
激痛は日々増すばかりで治る気配もなく、
おできを確認すると鶏卵よりも大きくなっていました。
咳やくしゃみ一つで、脳天から突き抜けるような痛みを浴びるんです。
大の男が「うぎゃぁっ。」と、悲鳴を上げるような痛みなんです。
さすがにおできが無関係ではないと思い、
医者に駆け込んでみれば、
医者嫌いにはおなじみの先生のセリフ、
「なんでこんなになるまで来なかったんだ!!。」を聞くことになります。




病名は「肛門周囲膿瘍」。
参考サイトhttp://katei.health.yahoo.co.jp/katei/bin/detail?sc=ST050190&dn=2

これを放置すると参考サイトのように「痔瘻(じろう)」になってしまうそうです。
その時はすぐにその場で、切開する処置をうけ、
幸い「痔瘻」にならずにすみました。




今回もまた、
その悪魔の「痔瘻予備軍」に襲われているかもと自覚したのは金曜日。
肛門の横にピンポン玉大の、例の悪魔がいるじゃないですか!!。
土曜、日曜と、妻子に黙って痛みに耐え、
奇跡の自然治癒を願ったんですが、
金・土・日・月と
「痛み」と「悪魔の体積」は急激に増すばかり・・・。




今日、バス・電車という振動移動拷問装置の激痛に耐え、
出社したものの力尽き、
カ○バ○に似たレフリー上司の前でマットを二回叩いてギブアップ。




帰宅して近所の肛門科に駆け込みました。
放っておいても痛いんですが、この処置もまた痛いんですよ・・・。
麻酔を周囲に打たれるんですが、これがまた激痛で、
当の切開も「本当に麻酔が効いてるの??。」っていうくらい痛い。




こんな症状に襲われたら、注意してください。
市販の「痔」の治療薬ではまったく治りません。
「痔」ではないのです。自然治癒もしないのです。



病院で切開してもらうか、
痔瘻」として破れでるかしかないのです。




と、いうわけで私の尻には「切開」というもう一つの穴があいております。