宗派 浄土真宗本願寺派
本尊 阿弥陀如来
105-0001 港区虎ノ門3-25-1
公式サイト http://www.komyoji.org/
おぼうさん、はじめました。の著者で
彼岸寺[higan.net]を運営する、
松本圭介さんが「執事」を勤める(?務める?)、
神谷町のこちらのお寺にお参りしてみました。
都会のど真ん中の寺院です。
ちょっと境内を散策してみましょう。
この梵鐘は延宝六年(1678)鋳造のものだそうですが、
戦争中に軍に供出されたものの、
平成八年(1996)年に奇跡的に無事里帰りを果たした縁起物。
こちらのお墓は「焼死人之墓」。
明和の大火(明和九年(1772)の犠牲者90人を供養したものです。
なにはともあれ合掌、「南無阿弥陀仏」。
その隣にはこちらの「常楽堂」。
「倶会一処」を実現させた納骨堂だそうです。
本堂正面の二階スペースには、
このオープンテラスが広がります。
冬季は休業なので寂しかったですね・・・・。
是非、春に再訪します。
本堂に鍵はかかってなかったので、
おそるおそる、ちょびっと開いて、
覗きこむように阿弥陀様に拝しました。
以前、あるお寺で本堂を覗こうとして、
引き戸に手をかけた瞬間に警報ベルが鳴ったことが、
トラウマになってしまいました。
かなり不審なお参り姿だったと思いますよ。
へっぴり腰で合掌、「南無阿弥陀仏」。(笑)
こちらのお寺の山号は「梅上山」。
天正十九年(1591)に第十七世住職の証高さんが、
徳川家康に紅梅を献じたことからだといわれています。
ほころび始めたこの紅梅も、その梅たちの子孫なのかもしれません。