伊豆榮 本店

伊豆榮 

110-0005 台東区上野2-12-22
公式サイト(?) http://www.gnavi.co.jp/izuei/



鰻っていう食べ物。
様々な時代小説等から得た知識によると、
そもそも、その始めは、
ただ裂いて開いて炭で焼いていただけで、
辻々で売られていたものであって、
そりゃぁベッドべトに油っこい代物で、
よほどの厳しく肉体を行使する労働者のみが、
好んで求めていたものだったようです。




蒸してから焼く。っていう調理法が確立すると、
「こいつはなかなかうめぇもんだ。」と、
新しい物好きの、江戸っ子たちを惹きつけて、
様々な職につく人々に望まれるようになったそうです。




その頃の鰻に一番近い鰻はどこで食べられるのだろうと
考えてみれば、やはり様々な時代劇にも登場するのはこちらです。
行って見たいなぁ・・・。



と、言っても自分のポケットマネーでホイホイ行ける店ではないので、
このブログに何度か登場しているお客様でありお友達のO村さんを
無理矢理引き込んで、昼食接待ということにして、
なぜか突然割り込んできた園長と三人で行ってきました。
特上重
注文したのはこちら、特上鰻重3150円。
取り立てて外見に変りはありません。
普通の鰻重。
その柔らかさは、値段から想像する範囲内なんですが、
特筆すべきはそのあまりタレが甘くないことでしょうか。
私、甘いものが苦手なもんで過度に甘い鰻のタレが嫌で、
つまみだったら白焼きを頼むのが普通なんですが、
このタレの深みには、
江戸中期より続く旨さが凝縮されています。





このタレ、右手の小指でちびちび舐めてれば、
つまみはいらないなぁ〜って感じ。
・・・昼食接待だったんで酒はなかったんですがね。




おいおい接待中に料理の写真、
携帯で撮ってるんじゃねぇーよ・・・。って??。




すみません。

にほんブログ村 グルメブログへ
人気ブログランキングへ ← 鰻の歴史ですから勘弁してぇ。