「SENGOKU」(上・下)

SENGOKU(上・下)

SENGOKU―戦国 (上)

SENGOKU―戦国 (上)

SENGOKU―戦国 (下)

SENGOKU―戦国 (下)



ひでるさんのお勧めの本を買ってみました。
新しい本なのかと思ったら、2002年の発行なんですね。
本屋さんを数軒廻ってやっと見つけました。




装丁では想像できない4コマのギャグ漫画です。
登場するのは、極端に「バカ化」された戦国の雄たち。
それぞれの特徴をかなり強調(デフォルメ)して、
「バカ」ばかりで構成されたバカのパラレルワールドを、
強引に史実の結果に近い形へと進行いきます。
いや、これほんとたいしたもん。




ひでるさんは「お子様にもお勧め」といわれましたが、
オカマ化された信玄・勝頼の性描写には、
「ちょっとやばいかなぁ・・・。」と思いつつも、
リビングに置きっぱなしにしといたら、
小4長男、しっかり完読したようです。
どこまでが、史実に近いものかと、
私が会社から帰ってきたら質問することを整理していたようで、
質問攻めにあっちゃいました。




本願寺顕如さん、教如さんに対する描写もかなりひどいんですが、
ここまでやっちゃうと逆に文句も言えないんでしょうかね。




死に対する感覚が欠如しているかのような織田信長
ほとんどの時代小説やドラマでは、
本能寺で火に囲まれて、自らの死を迎える際にも、
それを冷静に受け止めています。
しかしこの漫画では、
やだああっ、やだああっ、
死にだぐないいい、死にだぐないよおおおっ
」と、
醜く、うろたえます。
案外ほんとにこんなんだったのかもしれません。(笑)


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