- 作者: 石原莞爾
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2001/09/01
- メディア: 文庫
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大学生の頃、授業で読めと言われ、
なんとなーくペラペラよんだ、
石原莞爾の「世界最終戦争論」。
気が進まないまま読んだものの、
昭和十五年の当時にありながらも、
石原のその冷徹な眼とその予言には驚かせれました。
ほんと、これ昔のものなの!?って、びっくり。
でもその頃の私は宗教的なことを出されると、
なにはともあれアレルギーのように即拒絶。
第五章「仏教の予言」の部分は斜め読みだったんだと思います。
でもあらためてこれ、よく読んでみると、
この本の後半の第二部の質疑応答で、本人否定してますし、
怒られちゃうかもしれませんが、
全体からしてみるとこれ、
法華経の予言性を強調しているかのような講演であったんですね。
確かに説得力はあります。
去年、何冊もの本を読んだものの、
結局よく分からなかった法華経。
今も多くの知識の深い人々をひきつける法華経や日蓮聖人。
石原は国柱会の熱心な信者でした。
この予言性のようなものが、
その理由の一つなんでしょうか!?。
知識の浅い私にはよく分かりませんが・・・。