「真田太平記」(全十二巻)

真田六文銭

真田太平記(一)天魔の夏 (新潮文庫)真田太平記(二)秘密 (新潮文庫)真田太平記(三)上田攻め (新潮文庫)
真田太平記(四)甲賀問答 (新潮文庫)真田太平記(五)秀頼誕生 (新潮文庫)真田太平記(六)家康東下 (新潮文庫)
真田太平記(七)関ケ原 (新潮文庫)真田太平記 (八) 紀州九度山(新潮文庫)真田太平記(九)二条城 (新潮文庫)
真田太平記(十)大坂入城 (新潮文庫)真田太平記(十一)大坂夏の陣 (新潮文庫)真田太平記(十二)雲の峰 (新潮文庫)


ついに買ってしまいました。
真田太平記、全十二巻。
新潮文庫ですから、またまたYonda?CLUBの応募券が集まりました。




池波三大シリーズの時代小説、
鬼平犯科帳剣客商売仕掛人・藤枝梅安とは違い、
歴史小説ですから、史実に近い進行になるのですが、
そこはなんてったって池波作品です。
池波自身のダンディな台詞は、
脇を固める創作された人々が語ります。




まだ二巻の途中なので、多くは語れませんが、
武田勝頼切腹の場面、
これほどまでに臨場感を強く受けた文章は、
今までにありませんでした。




池波作品の不思議なところ。
これ、二度も三度も読みたくなるところなんです。



さてさて、凝り性な私。
おそらくこのまま真田マイブームに突入します。
数日後には、この新しいSH902isに、
真田六文銭(六連銭)*1のステッカーが貼られていることでしょう。(苦笑)


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*1:六文銭とは、元々は仏教の六道によるもので、俗に三途の川の渡し賃といわれ、死者に持たせて葬る風習があります。真田家は、永楽通宝を横に三つ縦に二列並べたこの六文銭を紋(旗印)にし、物事に常に死を賭して挑むという不惜身命の精神を表明しています。