宗派 天台宗
本尊 十一面千手千眼観世音菩薩
ご詠歌 聞くからに 大慈大悲の 慈光寺 誓いも共に 深きいわどの
355-0364 比企郡都幾川村西平386
さて、今日から夏休み。
台風の影響で朝からあいにくの雨ですが、
朝7時40分発で決行します。
東松山インターを降りて山道をひたすら走り、
9時20分「木のむら・ひきがわ」に着きました。
目指すお寺はまだまだ山の上です。
参道やらいたるところに、板塔婆が並んでいますから、
歴史のあるお寺であることがわかります。
そもそもは役行者の開いた修験の道場であったと伝わります。
駐車場に到着すると、不思議と雨はほとんど止んでいました。
雨に濡れた石段の、芭蕉の葉の奥に本堂が見えます。
なかなかいい雰囲気の本堂。
本堂のご本尊は阿弥陀三尊のようです。
本堂右手には、慈覚大師円仁手植えと伝わる多羅葉の大木です。
「葉書」の語源となったこの植物。
葉の裏に枝などで字を書くと、文字は数週間残るそうです。
本堂右手、しばらく進むと、お目当ての観音堂の下に出ます。
壁のようにも見える急な石段は、数えてみるとやはり百八段でした。
観音堂です。ご本尊は秘仏のようですが、
このお堂にはまたまた、左甚五郎作といわれる「夜荒しの名馬」が、
吊るされています。
いったい日本には何頭の「左甚五郎作夜荒しの名馬」がいるんでしょうか。
「天台別院」の名を許された古刹です。
宝物殿には国宝の「法華経一品経」など、
様々なお宝に溢れています。
「お宝」を維持するには「お金」がかかるんでしょうね・・・。
↑ またそんなことを書くと怒られますね。すみません。