ベルトが・・・

チギれたベルト




帰り道、有楽町の雑踏を歩いていると、
へその上あたりでブチッと音がして、
ベルトが左右に別れて、ぷら〜ん、っと下がりました。
スーツのズボンが、今時の若いあんちゃんの如し、
腰骨まで下がります・・・。
革を挟んでいる金具が外れたのかと、
すぐに道の端に寄って確かめてみると、
そうではなく、完全にバックル部分が本体からチギレ離れています。
おいおい、こんな作りってあるかよ。」
、と怒ってみてもそれはアフターカーニバル。
メーカー名をここで曝そうかとも考えましたが、
よく確かめないで買った私も悪いんです。




さて、これからどうする??。
①腰骨まで下がったズボンでそのまま高校生のふりをする。
→却下。
②スボンを両手で握って家まで帰る??。
私は「倹約性なお母さんが、すぐに大きくなるからって、
大き目のズボンを買ってもらい、友達と遊びながらも、
絶えずズボンをずり上げている小学生
。」ではないのです。
37才のおっさんなのです。
→これも却下。




アル中気味の私の研ぎ澄まされた(?)、
茹だった頭脳(!)から計算された回避法。
それは、
③「くそ暑いのに両手を深々とポケットにいれズボンを押さえて猫背気味で歩く」、
小林旭風・流れ者「ギターを忘れた渡り鳥」法だけでした。
→採用。



しかし、この方法で、電車を乗り換えてバスに乗り、
家まで帰ることは不可能です。




とりあえずの目標は、数百メートル先のビックカメラ有楽町店。
「渡り鳥」は足早に、最上階のアクセサリー売り場を目指します。



ほぇっ・・・高い。
そうですよねぇ、、、ここブランド売り場だもんねぇぇ。
ともかく安目のベルトを買って、とりあえずトイレで着用しましょう。




さて、さて。。。。
あ゛っ・・・・。(´д`)
ベルトって切らなくっちゃ使えませんわなぁ〜。




レジに戻って、訳を話してハサミを借りました・・・。
・・・かっこわりぃぃぃ・・・。



あなたもいつどこでベルトが切れてもいいように、
「渡り鳥」歩きの練習と、ハサミを持ち歩きましょう。




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