発星山 本妙寺別院 清正公寺

清正公寺

本尊 大曼陀羅
宗派 日蓮宗
103-0007 中央区日本橋浜町2−59




浜町の顧客に訪問。
アポイントまで時間があったので、
浜町公園の横に車を停めて時間調整。
「あ、あそこにお堂のようなものが見えますよ。」
と、公園の端を指差すモッチくん。
だんだん私のツボが分かってきたようです。




公園の中を通り、近づいてみると扁額に「清正公」。
加藤清正に縁のあるお寺のようです。
寺の名もそのまんまの「清正公寺」とありました。
寺の由緒を書いたような案内板は何もありません。




普通、東京で「清正公(せいしょうこう)」と言えば、
港区白金台1-1-47にある覚林寺さんを差します。
こちらは加藤清正朝鮮出兵で連れて帰った李王朝の王子の子で、
後に清正の養子となった日延が開山したといわれています。
同時にこの地は熊本藩細川家の中屋敷の邸内でもありました。




調べてみればこちら浜町公園は細川家の下屋敷の邸内だったようです。
清正の死後、二代で改易された加藤家ですが、
加藤家の旧臣や熊本の領民が、
加藤清正を慕う心が大変強かったのでしょう。
加藤家の後の細川家はすごい気の使いようだったんだと思います。
ちゃんとした文言は忘れてしまいましたが、
最初に熊本城に入城した細川さんは、
清正の位牌だったか、像だったかに、
「あなたのお城をお預かりさせていただく。」
って、言ったらしいですからねぇ。
これが、この二つのお寺が今に残る由縁なんでしょう。



名君じゃなくたって、前任の悪口ってやつは、
あんまり言うもんじゃないですよねぇ。
そこに変わらずいるもんにとっては反感しか生みません。




新園長は、前園長の文句ばっかり・・・。
そりゃ前園長たいしたことなかったけど、
あんたよりは働いていたぜぇ〜。




あ〜やだやだ。




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