近所の大きな病院が、
「健康フェア」なる催物をやっていたんで行ってみました。
健康チェック、相談コーナーや、
コンサート、模擬店、バザーと、
まるで学園祭のようなノリでした。
陸軍病院から、国立病院を経て、民間経営になった病院です。
はっきり言って地元の評判はあまりよくありません。
この業界でもこういうふうにやっていかないと、
生き残れない時代なんでしょうか。
厳しいですね。
「業界」といえば、
先日何気なく本屋で手に取った文庫は、
私の勤める業界を舞台にしたものでした。
高い評価をうけているようです。
うちの会社も実名で出ていました。
巻末の解説でも、他の書評でも、
そのリアルさが評価されていましたが、
私からみれば、全然ダメダメ。
鼻で笑っているうちに読み終わっちゃいました。
つまんない。
仕事の関係で警察の人と接する機会は多いほうなので、
いろいろなお話を伺っていると、
多くの刑事もんの小説は、
かなりいい加減な設定であることが分かります。
この「新宿鮫」シリーズも滅茶苦茶な設定です。
警察庁のキャリアからはみ出した刑事が、
難事件をバリバリ解決しちゃう話です。
警察の人が読めば鼻で笑っちゃうんでしょうね。
でもなんだか、とってもこのシリーズは、
それに余りある面白さがあるんですよ。
実は私大好きなんです。
人間関係の設定がいいっつーか、
心情の表現がなんだかとってもリアルなんです。
- 作者: 大沢在昌
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/09/21
- メディア: 単行本
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五年ぶりの新作じゃないっすかぁ。
読みたいなぁ。
うげぇ、いつも新書サイズなのに、
今回はおもいきりのでっかいハードカバーなの・・・。
文庫になるのを待とう・・・。