「秘密」(文春文庫)

秘密 (文春文庫)

すっかり東野圭吾プチマイブームの到来です。
これって、↓

映画化されていましたよね。
私ただのアイドル映画だと思ってました。

簡単に書けば、
妻と娘がスキーバスの転落事故に遭い、
妻が亡くなってしまうのだが、
実は娘の身体にあるその意識は、
娘ではなく妻のものだったというお話です。

東野さんは「魂」と「肉体」の関係を、
考えるのが好きなんでしょうね。

この主人公夫婦の年齢が近いだけに、
もし自分だったらって、
真剣に考えてしまいました。
まぁ私には娘はいなんで、
微妙な心情はよくわかりませんが・・・。

でも面白かったっすよこれ。
さすがです。

なんと巻末の広末涼子さんの文章によれば、
小説と映画では、ラストがちょっと違うらしい・・・。

今度観てみよう。

　←　ほら、落ちた。