- 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
- 発売日: 2006/09/22
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月刊ランティエの特集は「わたしのすきな仏さま」でした。
私の好きな仏像は・・・って考えてみました。
明王・天部はまた、別物として考えましょう。
また次回。
今日は如来・菩薩部門で考えてみましょう。
ランクを付けられないベスト3。
東京で一番好きなのは、
護国寺の如意輪観世音菩薩です。
→ http://www.gokokuji.or.jp/NewFiles/New6.html
いいっしょ。ねぇ。
綱吉のおっかさん、桂昌院の愛した仏さまです。
如意輪観音こののポーズは思惟意の姿といって、
我々衆生の身の上を案じて、
いかに救済しようと考えている姿なんですが、
私にはどうも、この脱力感が、
Don't worry,be happyと励ましてくれているような気がします。
こちらの思惟意の姿は絶妙なバランスですよ。
でも実は厨子の前には何度も伺っていますが、
ご開帳でお会いしたことはないんです・・・。
近いといつでもお会いできるような気がして、
なかなかご縁が結べません。反省。
それから好きなのは、
京都東山、永観堂の「みかえり阿弥陀」です。
→ http://www.eikando.or.jp/mikaeriamida.htm
いいっしょ、いいっしょ。
なんだか、優しいでしょ。
ほんとはこれ、永観というお坊さんに、
「永観 おそし」と言っているお姿なんですが、
私にはどうもC'Mon Everybodyと誘ってもらっているようにみえます。
こんな阿弥陀様なら私どこまでもついていっちゃいますよ。(笑)
私を極楽浄土へ連れて行って。って感じ。
そしてそして、こちら。
滋賀、向源寺蔵(渡岸寺観音堂所在)の十一面観音菩薩っすよぅ。
→ 向源寺十一面観音
→ http://event.yomiuri.co.jp/2006/butsuzo/kannon.htm
もぅ、ダメ・・・。萌え〜。(←一度使ってみたかった)。
美しすぎ。ベタ惚れです。
でもこちらもまだ実際にお会いしたことないんですよ。
実は東京国立博物館で、
2006年10月3日(火)から始まっている、
特別展「仏像 一木にこめられた祈り」 。
この私のことですから、
普通ならすっとんで行っているのに、
まだ行っていないのは、
この観音様が登場するのが11月7日(火)からなんです。
わおーっ、楽しみ、楽しみ。
十一面観音って、実は後頭部に、
大爆笑いしている「大笑面」「暴悪大笑面」というのがあります。
この美しさにまったく非がないような観音様にも、
こんな一面がある(←文字通り)のです。
→ 暴悪大笑面
ぷっ。
ちょっとこれもう反則ですよ。
完璧な美の後ろにこんなユーモラスを隠しているなんて、
・・・最強です。
上野では暴悪大笑面は観れるのかなぁ。
仏像に 萌える中年 キショイかな
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