「メリーゴーランド」

メリーゴーランド (新潮文庫)

荻原浩さん、直木賞残念でした。
次こそは三度目の正直です。
是非とも期待しています。

なーんて書いていながら、
でももう芥川賞・直木賞なんて、
なんだか、一般読者にしてみれば、
はっきり言ってなんだか全く魅力がないです。
本当に面白い大衆文学なら、
直木賞より本屋大賞のほうが全然いいなぁ。

さて、こちらがやっと文庫化されたことを、
タヤパンに教わりました。
新潮社からは、

「コールドゲーム (新潮文庫)」、

「噂 (新潮文庫)」に次ぐ三冊目になりますが、
最近の荻原浩さんの作品は、

「明日の記憶」を含め、
暗い悲しい作品が多かった・・・。

でもこちらは一転、原点回帰。
すっきりと明るい作風。

男にとって仕事とは。男にとって家庭とは・・・。
そしてラストの旨さ。

荻原ワールド、バリバリ発揮、最高です。

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