- アーティスト: 宮川彬良
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2006/01/18
- メディア: DVD
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ノッポさんこと高見映さんが作詞・唄の、
こんな歌が放送されていました。同じタイトルの本まで出版されています。
この歌、視聴者にあまりに好評なので、
8ヶ月の連続放送という「みんなのうた」新記録を更新しました。
また平成18年度(第10回)の文化庁メディア芸術祭で、
審査員会推薦作品(アニメーション部門・短編)にも選ばれました。
内容を簡単に書けば、
おじいさんのバッタが、
3匹の孫バッタ達へと聞かせる若き日の冒険談。
「若き日は、遠くなるよ。」
郷愁を誘うメロディにのって、愛と感動の・・・、
・・・って、ノッポさん、
ちょっと待った〜!!。
バッタは冬を越さないんだから、
おじいさんもおばあさんもないでしょーよ。
卵で越冬するんですから、
おじいさん、おばあさんどころか、
お父さん、お母さんにも会えません。
ノッポさんは子供の頃から好きですが、
これはダメ。
子供の童謡だからって、
いや、子供達の歌だからこそ、
いい加減な設定はやめてほしい。
ところが今日、
子供達がマンションの庭で、
右上写真の5cmほどもある茶色いトノサマバッタを、
何匹も捕まえてきたのです。
「あぁ、地球温暖化もここまで進んだのか・・・。
これでは本当におじいさんのグラスホッパーが
いてもおかしくない世になってしまう・・・。」
・・・と、悲観にくれていましたら、
これ、調べてみると、
ツチイナゴという越冬するバッタなんですよ。
越冬するといっても、
このバッタの成虫がみられるのは10月頃から6月頃まで。
他のバッタとまるで逆の季節に活動するだけであって、
やっぱりバッタのおじいさんなんかいませんよ。
ノッポさん。