カマキリのかまっちゃん その三

カマキリの卵





カマキリのかまっちゃん → その一その二




明日はもう五月。
今日は暑いほどに、暖かくなりました。
みどりさんの産卵   
皆様、もうお忘れのことと存じますが、
去年の10月11日に、
子供達が飼育していたオオカマキリのメス、
かまきり夫人のみどりさんが、
逆立ちをして卵を産みました。




「みどりさん」命名参考 → 五月みどりの かまきり夫人の告白 [DVD]




右上の写真が今日のその卵の様子です。




幼き頃、学習机の引き出しの奥に、
オオカマキリの卵を隠し忘れて、
暖房の暖かさからか、
真冬に、まるでヤッターマンの敵のロボットのような、
小さな小さなカマキリ達に部屋中を占拠され、
母親に大目玉を食らった私としては、
その卵を飼育することを断固反対したのですが、
妻子はこれを頑として受け入れない為、
私としては、部屋の中で、
「知らぬ間に・・・、」
「気付いたら・・・、」、
「・・・ウッジャウジャ〜!!。」
と、いった最悪の展開を回避すべく、
飼育箱を丸ごと妻の古いストッキングで包み込み、
ベランダの隅にそっと置くいう妥協案を提出。
渋々受け入れられて、越冬し現在に至ります。
飼育箱




おーい、そろそろ、出てくるぞっ・・・。




私がいくらその有様を表現しても、
妻子はピンと来ないようですが、
卵から孵った何百匹もの小さなカマキリ達・・・、
彼らの最初の目的は、生きるために、食べるために、
その兄弟達の間で、殺し合い、食い合うことから始まります。




自然はこうして弱者をふるいにかけて落とし、
強者に次の世代を継がせようとしているんでしょうが、
うちの子供達もその様相を目の当たりにすれば、
少なからずショックを受けることとなるでしょう。 




ドラマや映画を観て、
人の痛みや悲しみを感じ、
涙を流してしまうような感受性の強い、
小2の次男には、ちょっと心配です。




しかしまあ、カマキリ・・・。
受精をしなくても卵を産むそうです。
かまっちゃん(♂・小)と、みどりさん(♀・大)は、
あまりの体格の違いから、かまっちゃん保護の為、
一度も同じ飼育箱に入れませんでしたから、
捕獲時にみどりさんがヴァージンだったのだとすれば、
無精卵の可能性もあります。




みどりさんには気の毒ですが、
私はそうであってほしいと願っております。




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【参考動画】オオカマキリの孵化
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