西國三十三所順打ち巡礼記

旧・元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】

「元祖フィギュア こころの像紀行」

こころの像紀行

参考サイト http://www7a.biglobe.ne.jp/~syokuganhonpo/page443.html



何年も前にユージンから発売されていた、
ガシャポンフィギュアが、
またまた本棚の奥から出てきました。
各地の心に残る「像」を、
「フィギュアの元祖」であると位置付け、
それをさらにフィギュア化したものです。
最近、銅像ネタが少ないので、
こちらで一応紹介しておきます。




5種+シークレット=全6種。
必死にそろえたのに、
クラーク博士が
1つなくなってしまいました。
クラーク博士の「少年よ大志を抱け」という、
全身銅像は、北海道の羊ヶ丘展望台にあります。




西郷隆盛   
東京、上野公園の西郷隆盛像です。
私、これが欲しくて買ったようなものです。
西郷どん銅像については、
もうすでに何度か書いていますので、
過去記事を参照ください。




→ 【銅像】西郷隆盛像




坂本竜馬   
高知、桂浜の坂本龍馬像です。
昭和三年(1928)に完成したものですから、
司馬遼太郎の「竜馬がゆく」のずっとずっと前なので、
実はその頃はまだ、
あまり全国的には有名な人ではなかったと思います。
維新後、坂本龍馬の名が世間に思い出されたのは、
日露戦争日本海海戦の直前、
昭憲皇太后の夢枕に立って、
「皇国の大勝利に間違いありませぬ。」
と、言い残し消えたたという、
報道の時だけだったとも言われています。
伊達政宗 
仙台、青葉城址の伊達政宗像です。
実はこの像の初代もやはり戦時中の、
金属供出の為に潰されてしまいました。
しかし、胸から上の部分は難を逃れ、
現在、仙台市博物館の中庭に胸像としてあるそうです。
それから、伊達政宗さん。
幼い頃に右目を失い独眼竜と称されますが
肖像等には必ず両目を描かせたといいます。
これは親から頂いた身体の一部を失った、
不敬を詫びることからという説と、
死後も残る肖像を通し、
いつまでも藩の行く末を、
両目で見つめているという説もあるとか。
この遺言からか、この銅像も両眼になっています。
二宮金次郎   
一昨日は、飯泉山勝福寺(飯泉観音)で、
観音様に熱心に祈る二宮金次郎の像を拝見しましたが、
二宮尊徳の幼名、二宮金次郎の像といえば、
「元祖ながら族」との誉れ(?)も高い、
この薪を背負い書物を読みながら歩く姿です。
本など読まずに、走って薪を運んで、
時間を作ればいいのでは。というツッコミはなしです。
戦前は多くの小学校にこの像があったそうですが、
やはり金属供出でほとんどがなくなってしまいました。
都内では八重洲のブックセンターにありますね。
小便小僧   
シークレットの小便小僧。
これは【銅像】ですらありません。
各地の公園ある石膏像の再現のようです。
シリコンの小水がちょっと気味悪いです。




ただし、
JR浜松町駅の小便小僧や、
その元祖、ベルギーのブリュッセル市庁舎にある、
本家本元の小便小僧は正々堂々ブロンズ像、銅像です。
爆弾の導火線をおしっこで消したという、
英雄ジュリアン君の伝説を表現したものです。
しかしあまりに小さく(56cm)て、
世界三大がっかり観光地とも言われているとか。




→  小便少女 - Wikipedia




なおトリビアの泉でもやっていましたが、
なんと本家、小便小僧のすぐ近くには、
小便少女まであるらしい・・・。
小僧はなんだか、かわいげあるけど、
少女はちょっとグロくなります・・・。
(この子、笑いながら放尿してるし。)



→  http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/f7/%D7%91%D7%9C%D7%92%D7%99%D7%94_2007_023.jpg




さてさて、このシリーズは、
「その二」として、
佐々木小次郎
宮本武蔵
土方歳三
上杉謙信
武田信玄
・シークレット〜シーサー〜
・・・を、発売しますが、
あんまりヒットしなかったみたい。
私も買いませんでした。
銅像自体があまり有名なものないからねぇ。
いくらなんでもシーサーはないだろ。あんた。




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