格闘技と切腹について


TBSのボクシング → その一その二




昨日は飲んで帰ったので一日遅れで大変恐縮ですが、
昨日の亀んとこの次男のあれはなんなんでしょうか。
ボクシングが好きで、
若い頃は、過去の世界戦の数々のビデオを、
コレクションしていた私に言わせていただければ、
あれは日本で行われたは史上最悪の世界戦の一つでしょう。




格闘技や武道は、
礼節を持って行わなければ、
ただの喧嘩のマネ事や、
模擬の殺し合いになってしまいます。




自分のボクシングが相手のテクニックで、
封じ込まれてしまったからといって、
サミングだの、抱き上げて投げるだの、
ブチ切れてしまう、弱い精神力しかない選手に、
プロのライセンスを許すのはどうかと思います。
自動車免許ですら、重大な違反をした、
運転に不向きな者に対しては、
免停や免許取消しという措置があるのですから、
相手の命を奪いかねないボクシングのライセンスも、
そうであるべきだと思います。
もちろんセコンドに立って、
そういう指示をした父と兄も同罪です。




それからあの「切腹」発言。




ボクシングは武道ではなく、
ショービジネスでもありますから、
ある程度のリップサービスや、
パフォーマンスはあって然るべきだと思います。
常識的な程度は無論ありますが、
相手を挑発する発言もその一部だと思います。





しかしなんですか、あの、
「負けたら、切腹する。」という発言は!。
・・・ふざけんな。




武蔵坊弁慶を騙っているのであれば、
切腹という行為がいったい何なのか、
少しは勉強してもらいたい。




切腹とは、武士がその武士道を貫く為に、
尊厳を守る為の自裁であり、
ただ逃げる為に死ぬ自殺とは違います。
つまり切腹する為には、
武士道を持ち合わせていなければ、
その資格すらないのです。




昨日の試合後、亀んとこの次男へ、
「腹を切れ。」という野次が飛んでいましたが、
自らの闘いの相手をゴキブリ扱いするような、
輩にはその資格すらありません。



切腹の他にもう一つ、
我が日本に古来(?)より伝わる方法、
一家揃って、
「豆腐の角に頭をぶつけて」もらいたい。








人気ブログランキングへ ← 二つのランキングに参加中。
にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ ← どちらも応援クリックをお願いします。