クラッシック ティファニー Tクリップ ボールペン

ティファニー Tクリップ

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タヤパンが自身のブログに何度も書いていますが、
我が事業所は日本を牛耳る人々の為の、
「特命秘密地下組織」。
年中無休、一年365日・一日24時間、
罵声と怒号が絶え間なく飛び交う、
とても「オフィス」と呼べるような、
快適な職場環境ではありません。




ゴキブリすらも棲むことを選ばず、
事業所内でいつも絶えず大量に漂い跳ぶのは、
我らの間で「日比谷虫」と呼ぶ、
逆ハート型の「チョウバエ」君と、
机の下に隠れ棲み、ごくたまに姿を現す、
外来種を疑ってしまうタランチュラのような大きなクモ、
通称「蜘蛛助」君。・・・怖いです。




他にも霊長類に近い存在ながら、
実に様々な種目の生物が生息ており、
奇声を発しながら自らの縄張りを主張する姿は、
自他共に「日比谷動物園」と称されても、
まったくもって否定出来ないところなのです。




そしてここに毒された住民達は、
もはや通常の人間の持つ、
自己や他人の「所有物」という概念がだんだん薄れてきます。
まさに昔、ビートたけし(?)の言った、
「他人の物は俺の物、俺の物は俺の物」となり、
他人の机の上にあるものは当然のこと、
平気で他人の引き出しを開け、
文房具を取り出し、使い、
何の躊躇いもなく、自らの机にしまいます。




しかし慣れればこれなんていうこともありません。
所詮、会社の経費で買った文房具です。
取られたら、誰かかから取れば良いのです。
なんと理想的な共産主義の実現でしょうか。
研究したい経済学者の方は是非私までメールください。




ただしやはり自分のこだわりを持って、
自腹で買った文房具というのもあるものです。
まだ当社のこのシステムに慣れない、
今年の春入社の「ひょっこり魔太郎」は、
入社間もない頃は、
「僕のボールペンはどこ?、僕のシャーペンはどこ?。」と、
うろうろ、おろおろ、勤務時間の内の何割かを、
その自前の文房具を探すことに費やしていました。




さて、私は筆圧が異常に高く、
シャープペンシルが苦手で、
小学生ではありませんが、いつも鉛筆を使います。
私の机には定期的に大量の鉛筆を置きますが、
やはりみんなに取られ、すぐに無くなってしまうのです。
安い鉛筆はどうでもいいのですが、
やはりこの高い筆圧は、
安いボールペンをすぐに破壊していまいます。
数少ないお気に入りのボールペンシリーズもあるのですが、
これはやはり、すぐに取られ無くなってしまい、
他者の所有へと混同し、
自らの所有を主張する条件が難しくなります。
どうやらボールペンはある程度しっかりとした、
ある程度金額がするものでないと、
私のゴリラのような握力が生み出す筆圧に、
耐えられないということが、最近やっと分かりました。
そして、ある程度の金額の物であれば、
いくら当社のこの共産システムでも、
ほいほい自分の机にしまってしまうこともないでしょう。
堂々と自己の所有物であることを証明し、
奪還することが可能になります。
万年毛筆と同じように、
ちょいと長年使えるボールペンってやつを買ってみましょうか。




高いボールペンなんて、
自分の金で買ったことないもんねぇ〜。
いったいどこの会社がいいのだろう。
やっぱりパーカー?。
日本のセーラー、パイロット?。




あっ、ふと、思い出しました。
十年以上も前の共稼ぎの新婚時代、
俺、かみさんの誕生日かなにかに、
ティファニーのボールぺンをプレゼントしたことがあったっけ。
あの頃はなんて贅沢だったんだろう・・・。




「かぁちゃん、あれって失くしちゃったのかい?。」




「ほぇ?、何、書き辛いのでまったく使っていないってか。」




箪笥の奥からホコリの被ったティファニーブルーの箱が出て来ました。
[rakuten:nomado1230:10002552:image]
ティファニーは元々銀製品の文房具屋さんだもんねぇ。




なんとも、みみっちぃ話ですが、
まったくかみさんの手には合わず、
使うつもりはないというので、
とりあえず私が使うことになりました。
スターリングシルバーは、
意外になかなかしっかりしていて、
このゴリラ並の筆圧に耐えてくれそうですよ。



ほぇ?何?・・・、
お前はティファニーっていったツラじゃねーってか?。




・・・すみません、私もそう思います(失笑)。




猫に小判、ゴリラにティファニー・・・。




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