「「坂の上の雲」に隠された歴史の真実〜明治と昭和の虚像と実像〜」

キーパーの甥





さて今日はもう一人の甥のサッカーの試合が、
地元習志野高校でありました。
我が家は総出で応援の予定でしたが、
私は労働組合の新年会に出席させられることを強要され、
残念ながらその雄志をみることが出来ませんでした・・・。




「坂の上の雲」に隠された歴史の真実―明治と昭和の虚像と実像

「坂の上の雲」に隠された歴史の真実―明治と昭和の虚像と実像




さて何度か書いておりますが、
私が日本の歴史を愛するきっかけになったのは、
司馬遼太郎さんの作品であり、
坂の上の雲」はその中でも最も好きな作品の一つであります。
この作品から、「日露戦争」「戦艦三笠」「秋山兄弟」「正岡子規」、
東郷平八郎」「乃木希典」「児玉源太郎」と、、、
様々なマイブームへと広がりました。




ですから、この本の文庫化に、
興味深く手を出した訳ですが、
なんすか、これ、


くだらねぇ〜。



ユダヤ人迫害なんて、まったく関係ないじゃん。




正直、私も「坂の上の雲」に、
司馬氏のその歴史的解釈に誤りがあることなど、
百も承知のことです。
これはこの作品のみならず、
彼の代表作「竜馬がゆく」「翔ぶが如く」でも同じこと。




この作品にみられる「陸軍嫌い」「海軍好き」のような、
その人間的な「弱さ」のような主観に彼の作品の魅力があるのです。




読み手はそれを分かった上で、
それを理解し、それを愛しています。
実際、私はこの作品を読んだ上でも、
乃木希典」を評価し、
彼を好きな軍人の一人としております。




た・だ・し、
この本のみならず、
まったく本を読まない人よりも、
一冊しか本を読まない人を警戒しろというのは本当かな〜。




歴史の解釈は常に疑うべきだ。
と、いうのは私も大賛成です。



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