さて、昨夜は所内の営業会議の司会進行・・・、
そして今日は、舅のようにうるさい役員らによる、
「事業所の現状と今後の方針の質問会」に出席する為、
その答弁の為の資料作り等々と・・・、
この二日間というもの、
その用意ではPCとにらめっこをして過ごし、
その本番では、行き当たりばったりの口先八丁で逃れ、
それはそれは、暗く憂鬱な二日間でございました。
まぁ、内容はともかくのこと、
今日の午後三時に「質問会」は終了し、
ともかく無事解放されました。
明後日からの三連休を控え、
大いなる開放感に包まれております次第ではありますが、
そんなこんなで、ここで書くネタがまったくありません。
そんな訳で苦し紛れに、
まだ読み終わっていない、
こちらの本の紹介です。
- 作者: 森まゆみ
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/12/21
- メディア: 文庫
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現代の歴史的評価や、
多くの人の「彰義隊とは」というその知識は、
幕末、朝敵となった徳川家の汚名を晴らそうと、
江戸っ子、旗本・御家人ら旧幕臣の「烏合の衆」が、
無計画にも上野の山に立て篭もるも、
大村益次郎率いる薩長官軍に、
一瞬にしてケチョンケチョンにされて背走し壊滅した。
と、いうものに近いことでしょう。
しかし、この本の作者、森まゆみさん。
文京区は動坂出身で、
谷中の「掃苔家」としても著名な森さんですから、
江戸を愛し、江戸っ子を愛し、
今にかすかに残る、彰義隊のその伝説を、
一つ一つ丹念に掘り起こし、
「彰義隊」のその実像に迫ります。
私、西郷どんも大好きですが、
やはり江戸っ子の子孫の端くれとしては、
なんとも胸のすく思い・・・。
これはまだまだじっくり読んで、
いろいろと調べたくなる一冊になりそう。
第二次「彰義隊」マイブームの到来か・・・。(笑)