2008年2月3日(日)〜2008年2月16日(土)
9:00〜19:00
入場無料
102-0074 千代田区九段南1-5-10
公式サイト http://www.kudan-ll.info/
職場近くにある千代田区の掲示板で、
どうやら今、千代田区役所付近で、
安藤広重「名所江戸百景」の、
展覧会をやっていることを知りました。
広重の江戸百景にはとても興味があります。
またもやターゲットセールス訪問にかこつけて、
地下鉄メトロ九段下駅に降り立ちます。
さて千代田区役所に行ってみれば、
「名所江戸百景展」はここではなく、
すぐ近くの千代田区立九段生涯学習館での実施とのこと。
この辺りは、私が若き頃、所属していた、
今は無き事業所の「なわばり」だったので、
まだまだ土地勘はバリバリです。
すいすいと細い路地裏を通り抜けると、
商業ビルの合間の路地に、
「しょうけい館入口」とありました。
あれ、これ、何??と、
とても気にはなったものの、
目的地は、九段生涯学習館。
後ろ髪をひかれながら、
靖国通りに抜けて出ます。
目的地であった九段生涯学習館に到着。
二階のギャラリーで、
安藤広重「名所江戸百景」の全揃(120景)を鑑賞します。
このコピー・・・、
「広重 江戸百が 来るぞ〜 いいよ〜」
って、あんた・・・、軽いね〜。
さて、安藤広重「名所江戸百景」。
現代からみても、構図がとても斬新で、
さすがはゴッホすらもマネた日本芸術の至宝ではあります。
そして当時の江戸は、緑と水の溢れる、
美しき都市であったことがよく分かります。
「初刷」ものには、名札の右上に☆印がありました。
しかしこの☆印がなくとも、その色合いの美しさで、
すぐに分かります。
ともかく、まぁ、この120枚。
神保町在住の貸ビル業のご隠居さんの、
個人のコレクションであるとかで、
会場に常駐しているのか、
その爺さんの自慢話が会場のBGM・・・。
う〜ん・・・。大きな声では言えませんが、
これならば出来の良い画集を眺めていたほうが、
よほどマシなのではないかと、思う、
千代田区民ではない、
習志野市民のおっさん、一票。