昨日、会社から家に帰ってみると、
私宛に大きな荷物が届いていました。
送り主は、去年の夏にうちの会社を辞めた、
平成十八年(2006)の新入社員、
赤いメガネがトレードマークの、
自称ジャズドラマーの「グレート福」からのものでした。
そういえば彼には、浅田次郎の本を、
十数冊貸したままでしたっけ。
彼が会社を辞めて半年余り・・・。
もう半ば諦めていたのですが、
彼は律儀にもその本を送り返して来たようです。
しかしそれにしては、
包みが大きくないですか。これ。
包みを開けてみると、
彼に貸していた浅田次郎の本、十数冊と一緒に、
こんなCDと日本酒が同封されていたのです。
- アーティスト: チャーリー・ヘイデン,ゴンサロ・ルバルカバ,イグナシオ・ベロア,マイケル・ロドリゲス,ミゲル・ゼノン
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2004/09/22
- メディア: CD
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Charlie HadenのCDは、
とってもかっこよくて、
俺もかみさんもすっかりお気に入り。
福ちゃんの言う通り、
このCDはきっと聞き飽きることのない、
長く癒される一枚となることでしょう。
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さてお酒「鯨酔 純米大吟醸」は、
すぐにフクちゃんに憶測でメールした通り、
幕末の藩主、山内容堂の雅号、
「鯨海酔候」から名付けられたものだったよ。
山内容堂といえば、
「昨は橋南に飲み 今日は橋北に酔ふ
酒有り 飲むべし 吾酔ふべし」
と、私の好きな「飲兵衛」の大先輩。
もう時効なので白状すれば、
非公開のお墓に忍び込み、
墓前で勝手に酒を酌み交わしたこともあります・・・。
さてこの酒は、南国らしく爽やかな香りがあるのに、
しっかりとコクがあって、とっても美味しいです。
休前日ではないので、
特別にかみさんに許された、
舐めるほどの少量の味見なので、
金曜日が楽しみです。
彼が今もここを見ているのかは分かりませんが、
とにかくなんだか、うれしかったなぁ〜。
うん。ほんと。
ありがとうね。フクちゃん。