浅田次郎とCharlie Hadenと山内容堂ぜよ


昨日、会社から家に帰ってみると、
私宛に大きな荷物が届いていました。




送り主は、去年の夏にうちの会社を辞めた、
平成十八年(2006)の新入社員、
赤いメガネがトレードマークの、
自称ジャズドラマーの「グレート福」からのものでした。




そういえば彼には、浅田次郎の本を、
十数冊貸したままでしたっけ。
彼が会社を辞めて半年余り・・・。
もう半ば諦めていたのですが、
彼は律儀にもその本を送り返して来たようです。




しかしそれにしては、
包みが大きくないですか。これ。




包みを開けてみると、
彼に貸していた浅田次郎の本、十数冊と一緒に、
こんなCDと日本酒が同封されていたのです。




ランド・オブ・ザ・サン

ランド・オブ・ザ・サン




Charlie HadenのCDは、
とってもかっこよくて、
俺もかみさんもすっかりお気に入り。
福ちゃんの言う通り、
このCDはきっと聞き飽きることのない、
長く癒される一枚となることでしょう。




[rakuten:nishiura-wine:600846:detail]




さてお酒「鯨酔 純米大吟醸」は、
すぐにフクちゃんに憶測でメールした通り、
幕末の藩主、山内容堂の雅号、
「鯨海酔候」から名付けられたものだったよ。
山内容堂といえば、



「昨は橋南に飲み 今日は橋北に酔ふ


        酒有り 飲むべし 吾酔ふべし」

と、私の好きな「飲兵衛」の大先輩。




もう時効なので白状すれば、
非公開のお墓に忍び込み、
墓前で勝手に酒を酌み交わしたこともあります・・・。




さてこの酒は、南国らしく爽やかな香りがあるのに、
しっかりとコクがあって、とっても美味しいです。
休前日ではないので、
特別にかみさんに許された、
舐めるほどの少量の味見なので、
金曜日が楽しみです。




彼が今もここを見ているのかは分かりませんが、
とにかくなんだか、うれしかったなぁ〜。
うん。ほんと。
ありがとうね。フクちゃん。




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