「世界の終わり、あるいは始まり」から、
「葉桜の季節に君を想うということ」へと進み他の作品へと広がった
歌野晶午氏プチマイブームと同様、
「イニシエーション・ラブ」から、
乾くるみ氏のこちらに手をのばしてみました。
- 作者: 乾くるみ
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/11/01
- メディア: 文庫
- 購入: 10人 クリック: 74回
- この商品を含むブログ (176件) を見る
「イニシエーション・ラブ」にも登場した、
天童太郎というキャラクターが共通して現れますが、
物語は完全に独立しています。
私の大好きな「タイムトラベル」ものの、
傑作の一つといえますが、
しかし、なんて悲しいお話なんでしょうか・・・。
この著者の乾くるみさんは、
いったいどのような青春を送った人なんだろう。
ともかくこれ、
「イニシエーション・ラブ」に、
勝るとも劣らない面白さ・・・。
是非、二冊あわせて読んでみて下さい。