久しぶりの「忘れ物」で、すみません。
さて、実は私はよく傘を無くします。
大抵それは、いつも酔っていたのか、
いつどこで置き忘れたのか、
まったく自覚がありませんが、
昨日ばかりは、どこでどう置き忘れたのか、
完全に覚えています。
それに昨日置き忘れた傘は、
私の持っている傘の中で、
比較的高価なもので、
また最も気に入っていたものです。
電車内の忘れ物ナンバー1という傘ですから、
たとえ届け出たところで、
無事戻ってくるとは思えませんが、
ブログのネタ切れということもありますので
ちょっくら、これ検証してみましょうか。
「もったいない」も「エコ」のうちです。
まずはその一と同じく、
[JR東日本テレフォンセンター]に電話を掛けて見ました。
前回同様、お話中が多く、
何度か掛けてやっとのことでつながりました。
私「あ、すみません。昨日電車内で傘を忘れたんですが。」
係「傘ですかぁ?、何線で何時頃でしょうか。」
私「東京駅発21時丁度のホームライナー千葉のグリーン車*1の車両部分の、
丁度真ん中の分離板の辺り、進行方向右側の網棚の上です。」
係「傘の特徴は。」
私「紺の無地で柄は木製です。ワンタッチ開閉で、メーカーは●●●、
柄の上のところに○○○と名前のテプラが貼ってあります。」
どーだ!
こっちとら、忘れ物のベテランです。
これ以上の情報量は必要ないでしょう。
しかし、係りの方は、これだけ私にしゃべらせておきながら、
おそらく速記の心得でもなければ、
絶対にメモする時間もない、
僅かな瞬間に、
係「お調べしますので少々お待ちください。」
・・・だって。
そして約三分の保留音。
係「お調べしましたが、そういった届出はございません。」
と、つれないお返事です。
その後、前回親切丁寧だった、
「東京駅お忘れ物取扱所」にも電話しましたが、
ほとんど同じ対応で終わりました。
どちらも、なんだか、
「傘くらいでなんだよ。」という、
「呆れた」空気がはっきりと読み取れました・・・。
実際、傘一本で、
わざわざ電話してくる人もほとんどいないのが実情で、
おそらく車両清掃の係りの人も、
あまりきちんと記録をすることもなく、
機械的に処理していることなんでしょう・・・。
自分が忘れておいて、
こんなことをいうのも申し訳ないですが、
なんだか、もったいないことですよねぇ。
「もったいない傘お化け」がいたら、
私はきっと、とり憑かれていることでしょう。
傘よ、ごめんなさい。
きちんと忘れ物としてリサイクルされて、
またどこかで誰かにちゃんと使われてくれることを望みます。