何度も書いている通りかなり乱読家の私です。
ただし、唯一まず読まないジャンルがあります。
いや、厳密にはそれが「ジャンル」なのか、
私にはよく分かりませんが、
「ラブ・ストーリー」ちゅうやつが苦手なんです。
しかし、最近は薦められた本を素直に読もうと誓った私。
これも、こちらの読者にお薦め戴きました。
ありがとうございます。
こうなったら読んでみましょう。
- 作者: 山崎マキコ
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/12/06
- メディア: 文庫
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これも女性作家、
山崎マキコさんが描く、
28歳の仕事一筋の女性が主役のお話です。
仕事バリバリの彼女の絶対の秘密。
それは、恋愛経験・未経験の「処女」であるということ。
三十間近になった彼女が、
突如、「モテ期」を迎え、
彼女の前に同時に三人の男性が現れるという設定。
軽快なタッチで、
様々なエピソードを交えながら、
やはり最後にちょっとした「オチ」があり、
ジワ〜っと涙を誘います。
うん、確かに面白かった。
自分と近い感性を感じたり、
悩みを共感出来るような表現に出会えることが、
本来の読書の楽しみなのかもしれませんが、
こういった自分とは、かけ離れた世界を、
ふと、身近に想像できるということ・・・。
・・・これは読書の最大の醍醐味です。
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