101-0041 千代田区神田須田町1-13
公式サイト http://www.kanda-matsuya.jp/
今日も出勤。
社員食堂はお休みです。
昨日は例外中の例外で、
ラーメン二郎を食べてしまいましたが、
ダイエット中の私のお昼は、
日本蕎麦が主食なのです。
いつも通っている立ち食いそば屋を、
いくつか周ってみましたが、
どうやらみんなお休みです・・・。
そんな中、
神田のこちらの有名な老舗の前を通りかかると、
どうやら開店している模様です。
ちょっと高そうですが、
勇気を出して寄ってみますか。
明治十七年(1884)創業のこちら。
歴史を感じさせる外観、そして店内。
雰囲気に飲み込まれそうですが、
肝心なのは蕎麦の味。
老舗のお手並み拝見といきましょう。
注文したのは「大もり」(750円)。
あれっ、そんなに高くないね。
でも薬味はネギだけで、ワサビすら別料金。(50円)
蕎麦そのものの味を楽しめというところか。
う〜ん。
細くでコシのある麺。
普通、秋の新蕎麦の前の、
この季節の蕎麦にはあまり香りがないのですが、
細く打った麺を、時間を短く茹でいることで、
香りが失われることを防いでいるようです。
そして歴史を強く感じたのが、
濃い目のツユの深み・・・。
ただしょっぱいだけでなく、
味が深く、蕎麦湯で割ると、
その旨味が大きく広がります。
いや、実は何年も前に、
タバコを吸っていた頃、
ここで同じ蕎麦を食べたことがあったのですが、
その時には、このうま味、わからなかったなぁ。
う〜ん。しかし老舗には、
そんじょそこいらの店にはない、
「暖簾の味」の存在感というやつがあるものです。
今度は是非このすぐ近くの、
もう一つの老舗、
「かんだやぶそば」にも行ってみよう。