「偽善エコロジー〜「環境生活」が地球を破壊する〜」


かみさん主導の元に行われている、
我が家の「エコ」ライフ。
レジ袋や不必要な包装はノーサンキュー。
割り箸はなるべく使わない。
ゴミは丁寧に分別してなるべくリサイクルにまわし、
生ゴミはベランダの段ボールで醗酵させ、
堆肥にして、緑のカーテンで野菜を育てて喰らう。
そして、電気・水道・ガスともに、
とにかく省エネを心掛ける生活は、
何度もここに書いている通りです。




そんな「エコ」にちょっと待ったぁ〜。と、
まるでまっこうから突っ込みを入れたかのような、
反対派から異端とも呼ばれる、
武田邦彦博士のこの本は、
以前にここで紹介しました。



→ 「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」




それと重複する内容も多々ありますが、
幻冬舎文庫からこんな新書が出ていたので買ってみました。




偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する (幻冬舎新書)

偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する (幻冬舎新書)




「レジ袋は石油の有効活用だ。」
「国産の割り箸をどんどん使い森林を育てよう。」
「ペットボトルはどんどん燃やせ。」
「ビンのリサイクルはやめよう。」
「食品トレイのリサイクルなんて無理だ。」
「ゴミは金属とそれ以外の分別で充分だ。」
「家電リサイクルは一部の業者の儲けのからくりだ。」
「リデュース、リユース、リサイクルにだまされるな。」




・・・と、
もはや常識ともなりつつあるような、
地球に優しい「エコ」とされていたものが、
完全に否定されているのです。




いや、博士のおっしゃる通り、
生産性をカロリーに換算したり、
「塵も積もれば山」を数学的に否定すれば、
それは確かに、無駄であったり、
意味のないこともあるでしょう。




・・・でもね。
一番大事なのは、やっぱり、
地球を守るなんて大それた目標より、
てめぇの目先の、与えられたもの、
すべての恵みにたいして、
つねに「ありがたい」と感謝して、
ちょっとした無駄を「もったいない」と、
感じることなんだとおもうんですよ。




ですから、我が家は、
これからも、ずっと、
同じ様な生活を続けます。




まあ、この本の最後では、武田博士も、
同じ様に、そう、まとめていらっしゃいますけどね。




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