夢・化学・21〜理科教室への招待〜大学の実験室で実験してみませんか〜日大生産工学部 実籾キャンパス〜

〜子どもゆめ基金独立行政法人国立青少年教育振興機構)助成活動〜
日本大学生産工学部 夢・化学21グループ/広報委員会
275-8576 習志野市新栄2-11-1 日大生産工学部実籾校舎4号館化学実験棟
公式サイト → 夢・化学・21 公式サイト




さて三連休の二日目は、
こんな実験企画に参加させて戴きます。




夢・化学・21 チラシ
(注)チラシのリンク先はPDFです 



あれは先週のラーメン二郎からの帰り道だったかな?。
我が家のすぐ近くの、
日本大学生産工学部津田沼キャンパスの正門前に、
この企画の案内が大きく貼られていました。




当選葉書



すぐ往復葉書で二組四名分を申し込むと、
数日後にこの当選葉書が届きました。
当初、午前・午後の二部制の、
各40名×2=80名だったようですが、
あまりに応募者多数の為、
若干、時間を短縮して三部制になったようです。
我が家はその第三部が当たりました。




日大生産工学部実籾校舎  




この実験企画が行われるのは、
昨日・今日・明日と、
学園祭「桜泉祭」が行われている、
うちの近くの「津田沼キャンパス」ではなく、
京成電鉄で一駅先の「実籾キャンパス」。
我が家四名、チリンチリンとサイクリング♪。




化学実験棟前



騒々しい津田沼キャンパスとは対照的に、
ひっそりとした実籾キャンパスの化学実験棟です。
私はバリバリ文系の政経学部でしたから、
理系の大学の化学実験室って初体験。



実験室の長男・次男




さて、今日の実験は・・・、

1、人工イクラをつくろう
2、ロウソクをつくろう
3、スライムで遊ぼう
4、光をつくろう

・・・の、四本立て。んがふっふっ。




実験中は全員「フェイスガード」を着用します。





薬剤を純水を混ぜる




最初は「人工イクラをつくろう」です。
純水に薬剤をいれて混ぜ、
さらに食紅で赤く染めてまた混ぜます。




イクラを作る次男




そして別のビーカーに別の薬剤を入れて混ぜ、
先ほど混ぜた赤い液体を、
ピペットで少しずつビーカーに落とします。




筋子かよ



一気に落としてしまうと、
イクラではなく筋子になってしまいます。
しかし、あんまりちょっとでは、
粒が小さすぎます。




イクラで遊ぶ次男




段々とコツがつかめてきた息子達。
うんうん、イクラらしくなってきました。



ビーカーの中のイクラ  




ビーカーの中に、ぷりぷりと、
大量のイクラが出来ました。




手の平のイクラ




手の平に載せてみても本物そっくりです。
これは、味をつけている訳でもなく、
実験道具でつくられているので衛生的ではないので、
けっして口にしないようにと注意されていますが、
実際の人工イクラも、これに「目」をいれて、
着色が食紅ではなくニンジンを利用したものである他は、
あまり大差はないんだとか。



ちょっと奥さん、
お料理ワンポイントアドバイス
お湯にいれてみて白く濁らなければ、
このようにして作られた人工のイクラなんです。




ロウソクをつくる




さて、お次は「ロウソクをつくる」です。
これは「実験」というよりも「手芸」じゃん。
プラのカップの底に穴を開け、
紐を通し、外側にガムテープで止めます。
上の紐は竹串ら巻きつけて、
ピンと張ったのがこの写真。




様々な色のパラフィン



様々な色のパラフィンを好きな様に入れ、
熱して液状になった透明なパラフィンを注ぎます。



ロウソクを氷で冷やす




それをこの氷の中にいれて冷やします。
完全に冷えて、カップから出せば完成ですが、
時間がかかるのでそのまま次の実験です。




緑に染めた純水



三番目は「スライムで遊ぼう」です。
またもプラのカップに純水をいれます。
食用色素で好きな色に染めます。
長男は緑。次男は青。



ホウ砂液を入れて混ぜる



洗濯用のノリ(ポリビニルアルコール)を入れて更に混ぜ、
ホウ砂液を入れててまた更に混ます。
すると・・・。んがふっふ。



粘りつくスライム



急にガシッっと凝固します。
まるで「固まるテンプル」か?。
それを出来るだけ薬サジで混ぜますが、
もうダメぽ・・・。で、チャックつきビニールに移し、
更に更に混ぜます。いや、コネます。



長男の緑のスライム  



出来ました。
長男の緑のスライムです。
けして、昭和3〜40年代の、
クラスにいたアホな子供の、
アオッパナではありません。




次男の青いスライム



次男は青のスライムです。
けして、・・・・。




もうやめておきましょう。次に行きます。




三つの三角フラスコと薬剤



最後は「光をつくる」です。
三つの三角フラスコに、
三種類の薬剤を、
三種の組み合わせで入れてみます。
ここからは実験室の電気が消えます。




オレンジに光った



まず一つ目は、ぼやーっとオレンジに光る薬剤を一つ。
これをお湯で温めると、少し光が強くなりました。
二つ目のフラスコには最初の薬剤と、
もう一つ別の「魔法の薬剤」と言われる物を入れました。
すると一気に強いオレンジ光。
一同、わおーっ。と大歓声。


強く光るブルー



三つ目のフラスコには違う薬剤と、
やはり先程の「魔法の薬剤」。
凄い強い青い光・・・。
電気を消して見えなかった、
今日のテキストが完全に読めます。



オレンジとブルーを混ぜる  




「後はお好きにどうぞ」といわれりゃ、
大抵、この二つを混ぜますわなぁ。
オレンジとブルーのフラスコを一つにしてみます。



白色になった




まるでお約束のオチのようですが、
光は打ち消しあって、白色になりました。



う〜ん。ほんと楽しかったなぁ。
これは小学生を対象にした理科実験ですから、
薬剤の名称なり性質なりを説明して、
どうしてこうなったかというような解説はありません。
むしろ化学って・・・、
「不思議でしょ。」
「勉強したくなったでしょ。」
・・・で、この理科教室は終了です。




お土産いっぱい



お土産は、人数分の、
日大タオルセット(大・小)と、
実験で使ったフェイスガード、そして、
自分達で作ったロウソクとスライムです。



→ 子どもゆめ基金




親方日の丸、
独立行政法人国立青少年教育振興機構の、
「子どもゆめ基金」から、
502,000円の助成金を受けた体験活動ですから、
日大さんだけにお礼をいうのも、
ちょっとおかしいのかもしれませんが、
日本大学生産工学部の皆様、
今日は大変お世話になりました。
ありがとうございました。




実はまた明日もお世話になる予定です。




父ちゃんのロウソク




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