150-8522 渋谷区恵比寿4-20-1 恵比寿ガーデンプレイス内
恵比寿麦酒記念館を出ると、
そのエントランス右手階段脇には、
前回気付かなかった大きな銅像がありました。
おや？、誰？、と、
案内板を読んでみると、
これは、馬越恭平さんの銅像です。
馬越恭平は三井物産に勤務しながら、
「大阪麦酒」（アサヒビールの前身）、
「日本麦酒」（恵比寿ビールを製造）、
「札幌麦酒」（サッポロビールの前身）の、
日本を代表するビール三社の大合併をを画策して、
「大日本麦酒」を誕生させ、
自らその社長を務めた人物。
戦後の財閥解体で、
「朝日麦酒」（現アサヒビール）と、
「日本麦酒」（現サッポロホールディングス)に、
再分割されるまで、
「大日本麦酒」は日本のビール市場占有率の、
約八割を占め、馬越は「日本のビール王」と呼ばれていました。
元々、三井物産系だった、
「日本麦酒」、恵比寿ビールとしてみれぱ、
彼は発祥の人物そのものであり、
ここに大きな銅像があるのは当然です。
しかしこれ、あまり目立たない所にありますが、
気合が入っている大作の銅像です。
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