航空切手「大仏航空」


→ 普通切手「鎌倉の大仏」




続けて切手紹介シリーズ第3弾。




航空切手をご存知でしょうか。
そもそもは昭和四年(1929)に、
国内及び当時併合されていた、
韓国への航空郵便用に発行され、
一時中断されていましたが、
戦後になって再び復活。
国内航空郵便用と、
国際航空郵便用が発行されておりました。




昭和二十八年(1953)、
国内用は航空郵便制度が速達郵便制度に吸収されて廃止され、
その後は国際郵便用専用となりますが、
結局、昭和三十六年(1961)以降、
専用の切手は発行されておりません。




「大仏航空」4種




その航空切手の転機となった、
昭和二十八年(1953)の、
八月十五日に発行された、
最後の航空切手シリーズが、
こちらの「大仏航空」4種です。




4種とも同じ図柄の色違い。
断定はされてはおりませんが、
鎌倉大仏と推定される大仏が左半分にあり、
右上部に航空機が飛び、
その下部に富士山の影が望めます。




カタログ価格、
額面70円が、未使用700円・使用済40円、
額面80円が、未使用1000円・使用済60円、
額面115円が、未使用500円・使用済80円、
額面145円が、未使用3500円・使用済600円とありますが、
私は未使用・並品の4種完を2200円で購入しました。




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