270-1145 我孫子市高野山234-3
公式サイト http://www.bird-mus.abiko.chiba.jp/
最近、市町村の合併構想がいろいろとあり、
この千葉県北東部にも、様々な案がありますが、
実は私が住むこの習志野市や近隣の船橋市と、
松戸市や柏市、流山市や我孫子市という北部の地域とは、
なぜかほとんど交流らしい交流がありません。
やはり首都圏は、東京からの放射線が中心となるのか、
総武線と常磐線、京成線と北総線という違いがあれば、
環状線に新京成線と東武野田線があっても、
他の都道府県境以上に隔たりがあるのが現状なのです。
ですから、私は実は、千葉県民ながら、
かつて日本で一番汚かったという、
手賀沼をこの目で見たこともありません。
最近、いつものようにジログを徘徊していると、
手賀沼周辺には、文壇や神社仏閣に関する史跡が多くあり、
また、私の愛するB級グルメの名店もあるようです。
建国記念の日の今日、
あまり関係はありませんが、
急な話で訳の分からない妻子を引き連れて、
発作的に手賀沼にドライブです。
まず訪れたのは、
日本唯一の鳥類について総合的に研究・展示する、
我孫子市鳥の博物館。
なんと受付で確認させて頂きましたが、
この手の博物館では珍しい、
写真撮影ご自由にどうぞ。なのです。
いやそれだけで、私ハナマルあげちゃう。
2階の常設展示の「手賀沼の鳥たち」。
ジオラマがしっかりしと出来ていて、
水中のディテールも忠実です。
お隣の企画展示室では、
平成20年12月6日〜平成21年3月29日、
第52回企画展として「日本の鳥〜骨格編〜」を開催中。
いやいや鳥の骨格って、ほんと華奢なんだねぇ〜。
3階常設展示は「鳥の進化と起源」。
鳥類はやはり恐竜からの分岐なのだ・・・。
納得しちゃいますよ、これ。
その隣の「世界の鳥コーナー」は、
世界中の鳥の大量の剥製が並び、
まさに圧巻の光景でした・・・。
戦前に捕獲されたトキの剥製です。
純白の身体にに朱色の顔と足。
まさに日の丸、学名・ニポニアニッポン。
この美しい鳥が、またこの日本の空に舞う日々が、
訪れることはあるのでしょうか。
2階多目的ルーム掲示板、
最近、この博物館近隣で、
ホンドギツネの遺体が回収されたそうです。
千葉県内にキツネですか・・・。
これはキツネがここに戻ったという自然回復なのか、
それとも自然を追われた絶滅寸前のキツネの断末魔なのか。
3階テラスから、手賀沼大橋を眺めながら、
考え込んでしまいました・・・。
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