「仏法僧」は「コノハズク」について


→ 「鶯色」が「目白押し」について




一昨日の記事。
ホーホケキョとなくウグイスと、
梅に集まるメジロが混同され、
メジロの色が「鶯色」となったことに疑問を感じ、
そんなことあるのかな。ほんまかいな。と書きました。
自説を強調する為、
こんなことも書き足しました。



「ホーホケキョ」と鳴く鳥を「法華経」と聞き
ブッポウソウ」という声を「仏法僧」と聞いた先人達。


ところがどっこい、ぎっちょんちょん。
この一文に、お前アホかというお叱りの声を頂きました。
ブッポウソウ」という声が「ブッポウソウ」のものであるとは、
まったく一言も書いてはおりませんが、
いやいや、ご指摘どうもありがとうございます。




皆様のご指南によると、
森の中で聞こえてくる「ブッポウソウ」という声は、
なんと「ブッポウソウ」という鳥の声ではなくて、
「コノハズク」(木葉木菟、木葉梟)というフクロウの声なんだって。





→ ブッポウソウ - Wikipedia
→ コノハズク - Wikipedia




古より、ずーと「ブッポウソウ」という声は、
ブッポウソウブッポウソウ科のブッポウソウ種と、
名付けれた、鳥の声であると誤解され続けておりましたが、
なんと昭和十年(1935)に、ラジオ番組の企画で証明されるまで、
誰も本当の「声の主」が、世の中皆、
このフクロウの一種の声だとは知らなかったそうです。




さて、そもそもブッポウソウとは、
仏教における三宝、つまり「仏・法・僧」のこと。
聖徳太子が十七条憲法で、
「和」の次に、「篤く敬え」とした「三宝」ですが、
やはりその自分の信じる「三宝」が、
本当・本物の「声の主」から出たものなのか、
自分が信じる常識とともに、
常に問いただす必要があるのではないかと思います。




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