273-8570 船橋市古作1-1-1
さて今日は一転快晴になりました。
かみさんは母とコンサートだそうで、
我が家は毎度お馴染みですが、
野郎三人組でどこかにお出掛けしましょう。
千葉県の地図を眺めどこに行こうかと考えます。
今日は晴だから、アウトドア系がいいねぇ〜。
潮干狩り?、まだちょっと寒いかも・・・。
動物園?、う〜ん、あんまり気分じゃないかな。
おや?、なんとなくここがいいかも。
うん、そうしよう。
普通の親なら眉を顰めるであろうこちらに向かいました。
船橋市内には、地方競馬の船橋競馬場もありますが、
中央競馬の中山競馬場です。
私は本来、ギャンブルが大の苦手で、
運も才能もありませんから、ここに行くのは、
大学生だった頃に、友達に付き合って、
有馬記念に行って以来のことです。
(学生は馬券を買ってはいけません。一応念の為。w)
これは子供達にとって、
いい意味でも悪い意味でも、
社会科見学でもあるのです。
京成電鉄大久保駅から東中山駅で降りて、
所謂「おけら街道」を徒歩で競馬場に向かいます。
その途中、昔から気になっている、
地図では「外務省分室」と記されている、
このアンテナとまるで秘密基地。
真珠湾攻撃での「ニイタカヤマノボレ1208」の電文も、
このすぐ近くの船橋市行田にあった、
海軍無線電信所船橋送信所から発せられたものですから、
どうも船橋は国際的な電波の発信にご縁があるようです。
徒歩約20分で、無事中山競馬場に到着。
息子達よ、どーよ、お前ら、
サラブレッドはポニーとは違うだろ。
こんなデカイ馬が、ドカドカと疾走するんだぜぇい。
どーだい、楽しみだろ。
神社仏閣ブログ管理者としては、
正門右側の、馬頭観音を祀る、
「南無馬頭観世音碑」に参拝します。
その前のパドックのすぐ脇に、
このハイセイコー号の像はあります。
ハイセイコーの銅像は、
そのデビューの地、大井競馬場にも、
等身大のものがありますが、
ハイセイコーといえば、私が幼少の頃、
大ブームだった伝説のアイドル馬。
地方競馬からの出世馬ということで、
競馬好きだった母方の叔父(故人)が、
熱く想いを語っていた記憶があります。
後にオグリキャップ号が出て、
同じ様な競馬ブームに、
それを思い出しましたっけ・・・。
その叔父さんが私をよく競馬場に連れて来てくれました。
パドックで馬を一緒にみて、
「makoto、どの馬が勝つと思うか。」
不思議にそれはよく当たったそうです。
ただし、お小遣いをもらったものの、
「競馬場に来たことは、姉さん(私の母)には内緒だぞ。」
と、口止めをされました。
「今日は叔父さんとどこに行ったの?」と聞かれれば、
「動物園。」と答えていました。
ただしこの動物園には馬しかいませんけど。(笑)
さてそれから30年。
競馬はまったくの素人ではありますが、
父となった私が、息子二人を連れて、
初めて競馬場を訪れました。
スポーツ新聞を一紙だけ買い、
パドックで、オッズと馬体重と、
馬の名前のフィーリングだけで、
一レース数百円のみ、馬券を買います。
おや、この馬は「ハチマンダイボサツ号」。
「八幡大菩薩」は私が買わない訳にはいきません。
(あはは、結局、負けましたが・・・。)
いやー、新緑のターフは、
とても気持ちが良かったです。
参考に聞いた長男の予想は、
なんと、悉く的中しました。
(次男の予想は私と同じくまったくダメでした。)
この利益は、彼の小遣いへと還元し、
私はまったく儲かりませんでしたけれど、
意外に爽やかな一日を過ごせたと、
大変、満足致しております。
← 二つのブログランキングに参加しております。
← よろしかったら応援クリックをお願い致します。