鎧島山 智泉院 薬師堂

本尊 薬師如来
宗派 天台宗
103-0025 中央区日本橋茅場町1-5-13




今日も午後一番でいつもの神田の得意先へ。
どうやら夏には、日比谷から、
日本橋へとホームが変更になるようですから、
今の内からランチのレパートリーを拡大しておきましょう。
日本橋の事業所には社員食堂が無いのです。
日本橋茅場町に、
静岡を中心に評判の高い、
立ち食い蕎麦屋チェーンの東京支店があると聞き、
立ち寄ってみました。




う〜ん・・・。微妙。
ブレなのか、どうか不明ですが、なんだかなぁ〜な、
疑問の残る蕎麦でしたので、今日はここには載せません。





智泉院




がっくりと肩を落とし、細い路地を通り、
地下鉄東西線茅場町駅に向かうと、
金色の法輪の目立つこちらがありました。
こんなところにお寺があったなんて、
まったく知りませんでしたよ。




薬師堂内本尊



お堂の中をそーっと拝すると、
立像の小さな薬師様。
どうやら茅場町薬師と呼ばれているようです。
中央区教育委員会の案内板によると、
本来のご本尊は、
恵心僧都源信作と伝わり、
山王権現本地仏として、
現在は分離されている西に隣接する、
日枝神社の摂社内に祀られていたそうです。
神仏分離廃仏毀釈の影響で、そのご本尊は、
現在川崎市内の等覚院というお寺にあるそうですが、
こちらはそれまでは、「茅場町薬師」として、
江戸庶民の篤い信仰を集めていたそうです。




銅造地蔵菩薩像





薬師堂左手には、左右に立派な銅造手水鉢と、
やはり銅造のすらりとしてお地蔵さま。




手水鉢




元々は「瑠璃殿前」にあったというこちらですから、
薬師堂前の左右にあったことでしょう。
兜町の旧名である「坂本町」が目立ちます。
天保十二年(1821)に、ご開帳を記念して奉納されました。
鋳出は、釜屋七右衛門こと通称、釜七とか。
中央区の区民文化財に登録されているようです。





猿?



さてその右奥にあるこちらですが、
一部のサイトでは石仏か?と推定していますが、
私が見るに、これは間違いなく、
日枝神社の神使である神猿(まさる)様に違いありません。
これはやはり、日枝神社の摂社にもお参りしてみましょう。




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