祭神 大山咋神
103-0025 中央区日本橋茅場町1-6-16
、
智泉院と同じ境内にあったであろうこちらの日枝神社の摂社です。
私の調べたところによれば、
そもそもは家光より天海が拝領したこの地に智泉院がまずありきで、
ここに山王日神社の祭礼の際の神輿の休息所、
"御旅所"が設けられて摂社となり、
それが神仏分離、廃仏毀釈を経て、
現在のようになったようです。
鳥居はなぜか、上部に三角状の山が乗る、
山王鳥居ではありません。
拝殿は、永田町の本社にも似た様式でしたが、
「日本橋摂社奉祝祭」の為か、
塗装工事の真っ最中で、シンナーの香りが漂っていました。
「官幣大社日枝神社」をパテで埋めたこの「摂社日枝神社」の石柱です。
多くのこういった呼称の変更には、
「元」を付け加えることが多いのですが、
さすがにこちらは摂社だけに、
「元官幣大社日枝神社摂社日枝神社」は遠慮したのか。
境内末社を合祀したという記録がありますが、
この明徳稲荷神社は別格なのか、
きっちりと独立して祀られていました。
中央区の神社案内のパンフでは、
こちらは「明徳稲荷神社」のみとして記されています。
家に帰って古地図を観ると、
明徳稲荷神社の表記はありませんが、
お堂はほぼ平等に三つに分かれています。
← 二つのブログランキングに参加しております。
← よろしかったら応援クリックをお願いします。