旧神谷伝兵衛稲毛別荘

登録有形文化財
千葉市民ギャラリー・いなげ内
開館 午前9時〜午後5時15分
休館 月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
    年末年始(12月29日〜1月3日)
入館 無料

263-0034 千葉市稲毛区稲毛1-8-35
公式サイト http://www3.plala.or.jp/gallery-inage/bessou.html



千葉市民ギャラリー・いなげ




さて歴史散歩は、幕張から稲毛へ。
前々から気になっていたこちらに伺います。



→ 神谷伝兵衛 - Wikipedia




神谷伝兵衛さんをご存知ですか。
ちょっと書き疲れたのでウィキの記事をご覧下さい。




旧神谷伝兵衛稲毛別荘 洋館



稲毛は大正当時の避暑地で別荘地でした。
おそらくこの辺りは海が間近の風光明媚な観光地。
現代では浅草の「神谷バー」が一番著名ですが、
とにかく日本のワイン王の別荘です。
関東大震災にも耐えた、国登録有形文化財




蜂印香竄葡萄酒と神谷伝兵衛



神谷のおっさん、あんた随分儲けたようだねぇ。
そりゃブドウ様様だなぁ〜。
今でも蜂印香竄葡萄酒って売っているんだね。




一階の寄木張りの洋間




一階はまるで鹿鳴館のような寄木張りの洋間です。




ぶどうの木の床柱




しかし、ブドウのシャンデリアをみて、
二階に上がると、一転して和室です。
この床の間の床柱はぶどうの木。




ぶどう棚に見立てた和室



床柱が天井に伸びて、
和室全体をブドウ棚に見立てています。
ただぶどうの床柱は、虫食いですっかすか・・・。
これ、後、何年持つのだろうか。




蜂・トンボ・ぶどう二種の木彫り



欄間の彫刻は、
シンボルの蜂と、トンボ。
そして二種のブドウです。
こりゃ、すごいな。
ブドウの実の部分を刳り貫き、
濃紺を表現して、
周りを刳り貫き、
緑の白い実を表わしています。



寛ぐ息子たち



意外な、和の二階に、
すっかりくつろぐ息子達。
私も同感。ちょっと昼寝がしたいほどです。



千葉市民ギャラリー・いなげ 池



この洋館の右隣、
新たに鉄筋コンクリートのギャラリーが併設されています。
さて、この池は、いつの時代に作られたものなのか。
それはまったく不明でした。





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