伊能忠敬像 → その一(富岡八幡宮)
もう日が暮れる寸前ですが、
最後にもう一件、立ち寄ります。
タヤパンが尊敬する千葉県が生んだ三大スターの一人*1、
歩く江戸のグーグルアースこと、伊能忠敬。
彼はすっかり同県の佐原の人とされますが、
伊能っちは婿養子です。
香取郡佐原村生まれではなく、
ここ山辺郡小関村の名主、神保貞恒の三男です。
彼が活躍したのは、
その婿の商家も隠居した50過ぎのことですから、
若き日のこの地は、関係ないっつちゃー実も蓋もありませんが、
そりゃぁ千葉の三大スター(←しつこい。)。
発祥の地は重要な拠点です。
観光バスも何台も駐車出来る駐車場脇の細い路地。
渋柿が落ちてつぶれていたり
路上でヘビがつぶれているような小路ですが、
路傍にコスモスが美しく咲いています
180mすすむと、なんてことはない公園に到着。
伊能忠敬記念公園です。
正面中央に芝生広場があり、
右隅一角に碑がみえます。
昭和十二年(1937)に建てられた、
「伊能忠敬先生出生之地」と刻された碑です。
その碑の右隣には、
「伊能忠敬生家の木」として、
太い紅葉の大木がありますが、
なぜか途中で切られています。
確かにこの太さなら、
生家にあった木であってもおかしくはありません。
さて本題、銅像です。
伊能っちの銅像はここで紹介するのは二度目ですが、
実はもちろん佐原にもあります。
なぜか、みなアグレッシブなものが多いですねぇ。
こちらは測量中の様子です。
公園左隅トイレ脇には、
この「地方測量の図」の絵が描かれた碑があります。
おそらくこの地の子供達に、
「このおとっつぁんは、こうやって地図を作った偉い人なのだ。」
と、説明している涙ぐましい努力です。
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