宗派 真言宗豊山派
本尊 不動明王(国指定重要文化財)
270-1343 印西市結縁寺516
さて、そろそろ帰りましょうか。
しかし地図をながめると、
結縁寺という地名には記憶があります。
→ 「房総の仏像・仏画〜千葉県の指定文化財展〜」千葉県立中央博物館 その二
このご本尊のお寺ですね。
順番が逆ですが、お寺にお参りしてみましょう。
蓮の池の先に浮かぶ、
やはり里山のお寺です。
門前正面の左右には、
この六角柱面の阿弥陀様の石柱です。
阿弥陀信仰=六字=南・無・阿・弥・陀・仏です。
意外にひっそりとした本堂。
もっと派手なお寺だと誤解してました。
これはその山号の由来、
晴れた日には、水面に白蓮の花がみえたという、
その「花井戸」の復元です。
蓮池にには、弁天堂が浮かびます。
この五輪塔はなんなんだろう。
「五輪塔」と案内があったものの、
その由緒がありません。
同様にすぐ近くの熊野神社のその石段の右には、
「入定塚」と案内があります。
これは源頼政を慕って伊勢の国から来た女性が、
ここで入定したと伝えられている塚です。
そもそもその源頼政伝説とはなにか。
ちょっと疲れたので、またウィキに逃げますが、
つまりはここ、結縁寺の近くに、
源頼政の首が埋められたとされています。
頼政塚です。
頼政は、自害にに際して家臣に、
「我が首を持ち東国へ向い、我が止まらんと欲する所に行かば、
首が重くなって動かなくなる。 そこに塚を築いて首を葬れ。」
と遺言したとされ、ここがその辺りであったと伝えられています。
結縁寺の西南のこちらは、
その首を運んできた馬を葬ったといわれてる名馬塚。
後の世にここは小金牧の一部となってしまったで、
今では馬頭観音と混同しております。
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